2019年8月10~12日に、タイ・ランシットから、カンボジア・ポイペト国境を越えて、シェムリアップまで、全て陸路で旅行してきたときの記録です。
目次
朝食
ホテルには朝食がついていなかったので、朝食を求めてそのへんをフラフラっと歩いたら、中華系の店を見つけました。こういう地元客で賑わっている店はまず外さないですよね。入ってみることにしました。
カンボジア人の皆さんは、コンデンスミルク入りコーヒーとか揚げパンを食べてます。僕は牛肉麺を頼みました。
( I Hong Restaurant の牛肉麺)
透明なスープに、極細の米麺。牛肉は薄切りや軟骨、肉団子が入ってます。レタスが入っているあたりは、タイよりもベトナム・ラオスの麺に近いかも。お値段は2.5ドル。お茶は勝手に飲みましたが、たぶんタダだと思われます。(お店の地図)
8:00 キャピトルバスでシェムリアップからポイペトへ
ホテルをチェックアウトしてから、カンボジア大手のキャピトルツアーのバスに乗って、ポイペトへ戻ります。
シェムリアップ市内のパブストリート近くに、キャピトルツアーの事務所があります(地図)。壁に貼ってある時刻表を見ると、ポイペト行きは8時発、3.75ドルです。
僕は前日にチケットを買ったところ、「7時半に来てくれ」と言われました。バスは郊外のバスターミナルから8時に発車するので、30分前に来て、移動する必要があるそうです。
言われた通り7時半に事務所に来ると、すぐにバスがやって来ました。このときは、てっきりこのバスでポイペトまで行くのかと思っていたのですが、これはバスターミナルと事務所を無料で往復しているシャトルバスです。
何も説明がないからわからん・・・と愚痴りたくもなります(笑)
郊外バスターミナルの場所はここ。ここでポイペト・バンコク行きのバスに乗り換えます。
8時発の予定が、少し遅れて8時半ころに出発。乗客は8人ほどで、採算が取れるのか心配になりますね。
バスは途中の街に停車して乗客を拾いつつ、12時にポイペトに到着。最初はポイペトのバスターミナルに停まりますが、そのまま乗っていれば国境まで乗せていってくれます。
僕は国境で降りてバイバイですが、バンコク行きの人たちは首に紐付きのカードを掛けられていました。たぶんタイ側で待っているバスに乗り換えて、バンコクまで行くのでしょう。
カンボジア・ポイペト国境越えに2時間!
カンボジア・ポイペトからタイへの国境越えは、通常なら30分もかからないと思いますが、この日は2時間もかかりました。経緯と反省点、避けるためのポイントなどを書いておきます。
12:00 カンボジア出国(30分待ち)
カンボジア・ポイペトの出国審査場では、並んでいる人が多くて屋内に入り切らず、屋外まで長い列を作っていました。僕の前には数十人の白人の若者集団がいて、彼らのせいで混雑していたようです。
あとで考えると、この瞬間に「この集団を抜かさないと、出入国手続きで時間がかかる」と判断すべきでしたが、何も考えずにボーッとしていて、集団を抜かすチャンスを何回も逃すことになります。。。
ここでは、カンボジア人のお兄さんが「200バーツで並ばずに出国審査を受けられるよ。VIPサービスだよ」と誘ってきます。たぶんお兄さんと出国審査官が100バーツずつ山分けするのでしょう。僕は無視しましたが、外国人の集団が先に並んでいるときは、2時間ほど節約できますので、この VIPサービスを使うのもアリだと思います。
ここでは30分ほど並び、12:30 頃に出国審査を終えました。現在は新しい出入国管理事務所を建てているようですので、完成する2020年頃?にはまた風景が変わるかもしれません。
12:30 カジノでご飯を食べて時間をロス
出国審査を終えた後、すぐにタイ国境に行けば良かったのですが、カジノにちょっと寄って、トイレに行ったり、ご飯を食べたりして、時間をロスしてしまいました。アホです。
本ブログの賢明な読者さまたちには、僕のように寄り道せず、速攻でタイ入国審査へ向かうことをおすすめします。
13:00 タイ入国(1時間半待ち!)
のんびりとご飯を食べて 13:00 頃にタイ国境へ来たところ、すでに白人の大集団が並んでるではないですか!!
この入国審査は、タイ人は1階、外国人は2階で、別々になっています。このときは、2階から人があふれ、1階から上るエスカレーターでは入場規制をするほどでした。ざっと200人待ちというところでしょうか。
こうなるともうどうしようもありません。立ったまま本を読みながら、ただ待つのみです。1時間半ほど待って入国審査を終え、荷物検査も通過して外に出たときには、もう 14:30 になっていました。
14:30 ロンクルア市場バスターミナルへ行くソンテウでまた待つ…
往路ではバスターミナルからソンテウ(乗り合いバス)に乗って国境まで来たので、帰路もまたソンテウに乗ってバスターミナルに行こうとしたのですが、これが失敗でした。
というのは、往路はバスから降りた乗客がそのままソンテウに乗り換えるので、すぐに出発するんですが、帰路は乗客が集まらず、なかなか発車しないんですよね。このときも、15分ほど待った挙げ句に、通常は20バーツのところ、乗客が足りないのでと25バーツ取られました。
時間を無駄にしないために、国境からロンクルア市場バスターミナルへは、バイクタクシーで行くことをおすすめします。料金はたぶん30バーツ。
バスターミナル行きのソンテウは、セブンイレブンの前(地図)から出ています。通常はひとり20バーツ。
14:50 【悲報】ランシット行きのバンは終了しました
ロンクルア市場バスターミナルに着いたのは 14:50 ころ。
チケット売り場で「ランシット行き1枚」と言うと、「次のランシット行き最終バンはもう満員。今日はもうないよ」という悲しいお知らせを告げられました。。。
周りの人に聞いてみると、隣に停まっている15時発のバンコク行き大型バスが、ランシットを経由するそうですので、それに乗ることにしました。運賃は200バーツ。
ロンクルア市場からランシットへは、バンなら4時間、大型バスなら5時間というところですが、この日は途中で事故渋滞があって6時間もかかり、ランシットに着いたのは21時。
これなら、シェムリアップでゆっくりして、エアアジアの飛行機で帰って来たほうが良かったなぁ、と後悔しきりです。
次はこうする!
今回の国境越えには、いろいろな反省点がありました。ポイペトに着くまでは良かったのですが、そこからは失敗ばかりでした。今回の失敗を踏まえ、次回からはこうしたいと思います。
- カンボジア出国審査が行列していたら、200バーツ払って VIP サービスを利用
- カジノに寄り道せずにタイ入国審査へ直行
- タイ入国審査が終わったら、ソンテウではなくバイクタクシーでバスターミナルへ
今回もこうやっていれば、12:30 にはタイの入国審査を終え、13:00 のバンに乗り、17:00 にはランシットに着いていたと思います(夢)。
3日目の旅費
・朝ごはん:2.5ドル
・シェムリアップからポイペトへのバス:3.75ドル
・ロンクルア市場からバスターミナルへのソンテウ:25バーツ
・ロンクルア市場からランシットへのバス:200バーツ
・バスに乗る前と途中で買ったお菓子:80バーツ
・ランシットからのバン:10バーツ
計 6.25ドル+315バーツ=約510バーツ
3日間の旅費
・1日目:1,910バーツ
・2日目:1,500バーツ
・3日目: 510バーツ
合計 3,920バーツ。飛行機に乗らなかったので安くつきました。
これで3日間のカンボジア旅行は終わりです。お読みいただきどうもありがとうございました。