
タイに長く住んでいると、医療保険をどう組むかは何度もアップデートが必要なテーマです。僕自身、駐在で来た頃はクレジットカードの海外旅行保険で足りると思っていましたが、10年20年と住むうちに、それでは全然足りない現実に直面してきました。
2026年は、タイ在住日本人の医療保険まわりで大きな変化が3つ重なる年です。1つ目はAIA Thailand が Health Happy と Infinite Care 6,000万バーツプランの新規申込を2026年3月31日で停止したこと。2つ目はクレジットカード付帯の海外旅行保険が2023〜2026年で連続改悪され、長期在住者にはほぼ成立しない構造になったこと。3つ目は日本の高額療養費制度が2026年8月と2027年8月の2段階で改定されることです。
この記事では、この3つの変化を軸に、タイ在住日本人が2026年時点でどう医療保険を組むか、本帰国が視野に入ってきたときの切り替えをどう設計するか、を順に整理していきます。年金一時金申請のサポートで話が広がるお客様にも、同じ流れで説明している内容です。
目次
1. AIA Thailand の 2026/3/31 新規申込停止——2026年最大のニュース
タイの医療保険まわりで、2026年に一番大きな話題はAIA Thailand が Health Happy 全プランと、Infinite Care の6,000万バーツプランの新規申込を、2026年3月31日で停止したことです。
既存契約者は継続でき、補償への影響もありません。停止の対象はあくまで新規申込です。背景として、タイの私立病院の医療費が年8〜12%のペースで上がり続けていること、70歳超の告知審査が厳しくなっていることが挙げられています。
AIAは生命保険とセット販売の実務が強く、日本人駐在員のあいだでも「AIAで生命保険と一緒に医療特約を組んでいる」方は少なくありませんでした。2026年4月以降は、この選択肢が新規では取れなくなります。既に加入している方は継続でよく、慌てて乗り換える必要はありません。ただし、これから加入を検討している方や、駐在で来て「まずAIAで一本」と考えていた方は、代替候補を前提に検討する必要があります。
2. 代替候補——Pacific Cross・Luma・Cigna・Allianz Ayudhya
AIAが新規停止した後、日本人駐在員・在住者の選択肢として現実的に残るのは、次の4社です。
Pacific Cross Thailand
タイ在住外国人向けの老舗で、旧BUPA Thailandの系譜です。新規加入は最大75歳、更新は99歳まで保証。プラン体系は Standard/Premier/Maxima/Ultima の4系統に各Plusが付き、年間補償額は300万〜5,000万バーツと幅があります。提携病院は550以上でキャッシュレス対応、日本語窓口もあります。
保険料の目安(非喫煙・外来付きプラン)は、35歳で年 USD 1,400〜2,000(約5〜7万バーツ)、50歳で USD 3,000〜4,000(約10〜14万バーツ)ほど。リタイアメントビザ(O-A/O-X)の医療保険要件(外来4万バーツ+入院40万バーツ、または補償総額300万バーツ)は、Premier Plus以上で充足します。
Luma Health
2015年設立のタイ発の中間層向け保険です。日本語対応・アプリでクレーム提出ができるのが強みで、バンコク病院・シリラート系病院と直接提携しています。プラン別の年間保険料の目安(30代健康)は、タイ限定で2.5〜3.5万バーツ、アジア地域で4.5〜7.5万バーツ、ワールドワイドで7.5〜13万バーツです。
弱点は、非緊急手術で事前承認に24〜48時間かかることと、がんなど複雑ケースで書類要求が多くなること。日常の医療費カバー用としては十分な選択肢で、AIA Health Happy停止の代替候補筆頭になりそうです。
Cigna Global(Thailand plan)
米国系で信頼性重視の層に人気の保険です。Silver/Gold/Platinum の3階層に、外来・歯科・視力・搬送・出産をモジュール追加していきます。Silverでも年間補償上限は3,500万バーツから。
保険料は Silver・外来付きで、30代 US$1,500〜3,900、40代 US$1,900〜5,300、50代 US$2,500〜6,900ほど。基本プランに医療搬送(Medical Evacuation)は含まれないので、辺境で倒れて日本へ空輸というシナリオを想定するなら追加加入が必要です。既往症は加入時除外か、2〜5年のモラトリアム後に補償対象化するのが標準です。
Allianz Ayudhya ほか
Allianz Ayudhya はタイ大手で、後述する会社団体保険のプロバイダとしてもよく採用されています。個人加入は代理店経由が現実的で、日本人窓口はPacific Cross・Lumaに比べると限定的です。Muang Thai Life・Bangkok Life・LMG などのローカル大手も選択肢としてはありますが、日本語対応や在タイ日本人コミュニティでの実績はPacific Cross・Lumaに一歩譲る印象です。
3. タイの主要病院と概算医療費
保険を検討するうえで、実際にかかる医療費の相場を知っておくと判断がしやすくなります。
日本人がよく使う私立病院
- Samitivej Sukhumvit:日本人センターが強い定番。米・英・豪の医療費の40〜60%水準で、Newsweek 2026 World’s Best Hospital にも選出されました。日本人駐在員の第一選択肢の一つ
- Bumrungrad International:外国人富裕層向けフラッグシップ。Newsweek のランキング常連。個別見積り中心で価格は非公開が多い
- BNH Hospital:サイアム近くの老舗で、日本人利用も多い
- Bangkok Hospital:BDMSグループ傘下でタイ全国にネットワーク
- MedPark Hospital:2020年開院の新興プレミアム病院。存在感を増している
公表されている料金の一例
Bumrungradのウェブサイトで公表されているパッケージ料金の一例です(2026年時点)。
- 大腸内視鏡パッケージ:27,900バーツ
- 胃内視鏡:19,900バーツ
- 胃+大腸内視鏡:42,900バーツ
- EUS(超音波内視鏡):89,000バーツ
出産・心臓カテ・救急搬送は各病院とも個別見積りが原則で、公式サイトに定価表は出ていません。駐在員コミュニティでよく語られる目安として、自然分娩で15〜25万バーツ、帝王切開で25〜40万バーツというレンジは覚えておいてよいと思います。
タイ人向け大病院との価格差
Chulalongkorn や Siriraj など公立の大学病院は、私立病院のおよそ10分の1程度の価格で治療を受けられます。ただし英語対応が薄く、待ち時間も長いため、駐在・退職層の実務的な選択肢としては非常時に限られるのが現実です。
タイの医療インフレは2025年で年14.2%と言われ、私立病院の値上がりは10年で倍以上のペースが続いています。今の保険料が高いと思っても、5年後の医療費と比べれば安い——保険を検討するときはこのタイムスケールで考えるようにしています。
4. クレジットカード付帯保険——2023〜2026年で連続改悪
「クレカの海外旅行保険で足りるのでは」と考える方は多いですが、2023年以降の改悪ラッシュで、長期タイ在住には成立しない構造になりました。
90日ルールと自動付帯→利用付帯化
ほぼ全てのカードで、海外旅行傷害保険は日本出国日から最大90日(3ヶ月)で終了します。この90日ルール自体は昔からあったのですが、以前は「利用付帯カードを複数枚使って、90日ごとに現地で交通機関を別カードで決済し、保険期間をリセットする」という運用がありました。この裏技が、次々と封じられています。
主要カードの改定年表
- エポスカード(2023年):自動付帯→利用付帯化。条件を満たせば利用可、90日ルールは残る
- JCB(2023〜):出国後の現地決済で保険期間を延長する「裏技」が使えなくなった旨を周知
- 三井住友カード(2025年10月16日以降):日本出国前に公共交通機関または募集型企画旅行の代金を三井住友カードで決済することが利用付帯条件。出国後の現地交通決済は対象外
- ライフカード(2026年3月31日出発分から):海外旅行傷害保険を自動付帯から利用付帯へ。学生カードは全廃
- 楽天プレミアムカード:現行でも自動付帯・最高1億円だが、日本出国日から3ヶ月まで
5. クレカ保険は「短期帰国時のつなぎ」として位置づける
以上を踏まえると、タイに住み続ける前提では、クレジットカード付帯保険は短期帰国や新規渡タイ直後の3ヶ月までのつなぎ役です。医療保険の主軸には据えられません。
僕自身の運用は、主軸をタイの民間医療保険にして、一時帰国・日本での用事のときにクレカ付帯を保険期間リセット用に使う、という組み立てです。一時帰国してタイに戻る際は、多くのカードで「日本を出発した日から90日」というカウントになるので、一時帰国のたびに新しい90日が始まることになります。ここは意外と忘れがちなので、覚えておくと便利です。
クレジットカード付帯保険の選び方——どのカードを持てば良いか、複数枚戦略、月額サブスク型の海外保険との使い分け——は姉妹記事の タイ在住者のための海外旅行保険 にまとめてあります。合わせて読むと全体像が掴めると思います。
6. 現役駐在員の会社団体保険と補償の穴
日系企業の駐在員の方は、会社の団体医療保険(Group Plan)に入っているケースが多いはずです。プロバイダはCigna Group と Allianz Groupが二大手で、その他にAIA・東京海上・AIGなどが続きます。補償額は300万〜3,000万バーツ/年が中央値レンジで、外来・入院・手術・救急搬送・歯科の一部がパッケージになっています。
サミティベート、バムルンラード、BNH のキャッシュレスは大半のプランで対応しています。ここまでは強い制度なのですが、いくつか穴があります。
歯科・妊娠・精神科・海外治療の扱い
- 歯科:予防・矯正は対象外か上限が低いプランが多く、インプラント・矯正は原則対象外
- 妊娠・出産:妊娠発覚後の加入は対象外。出産補償は追加保険料と待機期間(10〜12ヶ月)付きが標準
- 精神科・依存症:対象外または低上限
- 海外治療:日本や第三国での治療、医療搬送はプラン次第。事前にカバレッジを確認
退職と同時に補償が切れるリスク
団体保険の一番の落とし穴は、退職日または月末で失効する点です。しかも、その日までに診断がついていた病名は、その後に個人契約する民間保険では既往症扱いになります。
対策は次の順番です。
- 退職前に、健康な状態で個人契約のPacific CrossやLumaに加入し、告知を済ませておく(団体保険と重複する期間は割り切る)
- 退職後は個人プランを継続し、日本帰国までのブリッジにする
- 本帰国後は国民健康保険+高額療養費制度に切り替える
駐在中に加入して健康告知を済ませておくのが、生涯の医療保険料をいちばん軽くする定石です。ここは駐在の時点で意識しておくと、退職・本帰国のときに詰まりません。駐在開始時の医療保険の位置づけは タイ駐在中に済ませておくべきことリスト にも書いています。
7. 慢性病・既往症・年齢による加入制限
新規加入で一番効いてくるのが、年齢と既往症です。
各社の年齢上限
- Pacific Cross:新規加入 最大75歳、更新99歳
- AIA Thailand:18〜75歳、更新98歳、補償99歳(Health Happyは2026/3/31で新規停止)
- Cigna Global:実質的には74歳前後が新規加入上限
60歳を超えると選択肢が急速に狭まります。60歳目前で加入を検討している方には「今すぐ告知・加入」を強く推奨したいところです。
年齢別の保険料相場
Pacific Cross Premier 相当・外来付きの目安(USD/年、35バーツ換算のTHB)です。
- 35歳:USD 1,400〜2,000(約5〜7万バーツ)
- 50歳:USD 3,000〜4,000(約10〜14万バーツ)
- 60歳:USD 4,500〜6,500(約16〜23万バーツ)
- 70歳:USD 7,000〜10,000(約25〜35万バーツ)
- 80歳:継続契約のみ(新規不可)
50代で年10万バーツ超、60代で20万バーツ超は珍しくありません。駐在中に加入して継続維持するのが最も安上がりで、退職後にゼロから加入するのは高負担になります。
既往症の告知
心筋梗塞・脳梗塞・がん・糖尿病・HIV・精神疾患は、各社とも重い告知項目です。加入時に除外されるか、2〜5年の待機期間(モラトリアム)が付きます。高血圧・脂質異常症・軽度糖尿病は「服薬でコントロール中」なら加入可・条件付き対象化のケースもあります(保険会社次第)。
告知義務違反——既往症を隠して加入すること——は、発覚時点で契約解除・既払い保険料没収・既発生医療費全額自己負担のトリプルパンチです。少しでも迷ったら書く、というのが安全側の判断です。
8. 本帰国前後の切り替え
本帰国を視野に入れる段階で、医療保険は必ず切り替え設計が必要になります。
タイ側の解約タイミング
帰国後もタイに医療目的で戻る可能性がある方(毎年の定期健診など)は、日本帰国後1年は継続を検討する価値があります。完全本帰国で以後の渡タイ予定がなければ、帰国月をもって解約。Pacific Crossは日割り返金があるプランもありますが、契約により差があるので事前に確認しておくと安心です。
タイ社会保険で終身年金の受給資格を得た方(加入180ヶ月以上)は、毎年10月の生存証明手続きでタイに戻ることが多いのですが、これは民間医療保険よりクレカ短期保険で足りるレベルの滞在になります。
帰国前後の空白期間
日本での住民票が切れている期間は、日本の国民健康保険に入れません。帰国日から転入届提出前の隙間は保険空白になります。転入届は帰国から14日以内が原則です。心配なら日本着後の1週間だけ短期の海外旅行保険を掛ける、あるいはタイの民間保険を帰国直前まで継続して日本着後すぐに転入届を出す、といった運用で穴を最小化します。
日本の国保加入
帰国から14日以内に転入届(住民票取得)を出し、同時に国民健康保険に加入します。国保料は前年所得ベースなので、帰国初年度はタイでの所得が反映されず安いケースが多いのが実情です(自治体判断)。1年未満の一時帰国では原則加入不可なので、明確に「本帰国」であることを転入届で示す必要があります。
高額療養費制度の2段階改定(2026/8・2027/8)
日本の医療費の上限を決めている高額療養費制度が、2026年〜2027年で2段階に改定されます。ここは本帰国後の医療費リスクに直結する部分です。
2026年8月〜(第1段階)
- 月額限度額を全区分で4〜7%引き上げ
- 年間上限を新設(長期療養者への救済)
- 多数回該当額は現行水準を据え置き
- 低所得者配慮:住民税非課税の引上げ率を緩和、年収200万未満層の多数回該当額を引き下げ
2027年8月〜(第2段階)
- 所得区分を5→13区分に細分化
- 上限額をさらに引き上げ
- 75歳以上・現役並み所得層の高額療養費上限も引き上げ
年収レンジ内での位置によって、負担増の幅が変わってきます。帰国前の年(在職中)に、健診・歯科・かかっている治療を日本でまとめて済ませておくのは、正しい行動になります。
後期高齢者医療(75歳)
75歳で自動的に後期高齢者医療制度に移行します。自己負担は原則1割、現役並み所得は3割、一定所得以上は2割です。2027年8月の改定で、75歳以上・現役並み所得層の高額療養費上限がさらに上がる見込みです。
9. タイと日本の医療の実務差
帰国時に意外と手間取るのが、治療歴の引き継ぎです。
診療情報提供書(Medical Report)
帰国前に、タイの主治医から英文の Medical Reportを発行してもらいます。バムルンラード・サミティベートとも数日〜1週間で発行可能で、1,000〜3,000バーツほど。地方の日本のクリニックに提出する場合は、日本語訳もあると親切です。CT・MRI・内視鏡の画像データはDICOM形式でCD/USBに焼いてもらいます。
服薬の切り替え
タイで処方されている薬が、日本の薬事法で未承認のケースがあります。帰国前に主治医に「日本で入手できる同等薬」を確認し、可能ならその処方に切り替えてから帰国すると空白が出ません。薬剤名は一般名・商品名ともに英語で控えておきます。
人間ドックの差
サミティベート・バムルンラードの人間ドックは1〜3万バーツで、日本の同等ドックが8〜15万円なのと比べると大幅に安いです(内視鏡込みで3〜5万バーツ)。駐在中にタイで受けておいて、記録を日本に持ち帰るのが合理的です。日本の医師に見せるときは、数値の単位差(HbA1cは%で共通、Cholesterolはmg/dLで共通など)を念のため確認しておきます。
10. よくある詰みパターン
サポートしている中で見えてきた、詰みやすいパターンです。
- 60歳目前で加入しようとしたら高齢加入不可——Pacific Cross・AIAとも新規75歳までですが、告知次第で拒否されることも。50代前半のうちに加入して継続、が最善
- 既往症を告知せず後日発覚し全額自己負担——請求時に主治医が「何年前から服薬」と書けば発覚します。告知は正直に
- クレカ保険を過信し90日超過で無保険状態——「20年住んで病気しなかった」で押し通すと、60代で心臓カテ200万バーツ請求、が現実に起こります
- 帰国直前に持病が判明し、日本の民間医療保険にも入れず——公的な国保はカバーしてくれますが、生命保険・医療特約の新規加入は難しくなります。駐在期間中に日本の医療保険を継続(海外滞在特約で維持)しておくと安全
11. 選び方フローチャート
以上を踏まえた、ペルソナ別の組み立て例です。
A. 現役駐在員(会社団体保険あり)
- 主軸:会社のGroup Plan(Cigna Group/Allianz Group など)
- 補完①:歯科・矯正・妊娠出産のための個人加入(Luma/Pacific Cross の外来モジュール)
- 補完②:退職・本帰国後を見据えて Pacific Cross の個人プランを並走契約(健康なうちに告知)
- 補完③:短期帰国用にクレカ付帯を1枚(楽天プレミアム or エポス)
B. フリーランス・自営業(自前で全額)
- 主軸:Pacific Cross Premier Plus 以上(O-A/O-Xビザ要件も充足)または Luma アジア地域プラン
- 補完:タイ社会保険33条(会社経由の加入義務)+39条(退職後任意継続)を現金給付目的で維持——制度の詳細は タイの社会保険の上手な使い方【2026年改正対応】現地採用・駐在員向け に
- 予算感:40代で年8〜15万バーツ、50代で15〜25万バーツ、60代で25〜40万バーツ
C. リタイア・年金生活者(コスト最小化)
- 主軸:Pacific Cross Standard(補償額を絞ってビザ要件だけ満たす)または Luma タイ限定プラン
- 定期健診はタイ人向け大病院や中堅私立で費用を抑え、大病時のみサミティベート/バムルンラードへ搬送する運用
- 60歳超で新規加入する場合、Pacific Crossは75歳が上限。加入時期を逃さない
まとめ
2026年時点のタイ在住日本人の医療保険は、次の3点を押さえておけば大きく踏み外しません。
- AIA Health Happy は2026年3月末で新規停止。既存契約は継続でよいが、これから加入する方は Pacific Cross・Luma・Cigna を軸に検討する
- クレジットカード付帯保険は連続改悪で、長期在住の主軸には成立しない。短期帰国と新規渡タイ直後の3ヶ月のつなぎ役に限定する
- 本帰国前後は「タイ側の解約タイミング」「国保加入までの空白」「高額療養費2段階改定」の3点を先に押さえる。健康なうちに個人保険で告知を済ませておくのが生涯負担をいちばん軽くする
本帰国全体の実務は タイから日本へ本帰国する前にやることリスト【お金編】 にまとめてあり、この記事は同ハブの医療切り替え節から誘導される位置づけです。年金一時金の申請時期と医療保険の切り替えは同じタイミングで動くことが多いので、あわせて タイ年金一時金の診断・申請サポート もご覧ください。
※この記事は2026年7月時点の情報です。保険料・補償内容・制度は変わる可能性があるので、実際の加入・解約時は各社の最新情報を確認してください。


コメント
こんにちは。初めまして。タイでの医療保険について探している間にこのサイトの記事にたどり着きました。拝見させていただいた他の記事同様、よく精査整理されていてとても役立ちます。情報共有いただきありがとうございます。その医療保険ですが、私はPacific Cross Health Insurance という会社の医療保険に入りました。プーケットにある主要な病院はカバーしていますし、AIAの生命保険に付保の特約医療保障よりは割安だと感じました。ただ、保険料は年齢により上がっていきますので何年間の医療補償を買うか?で比較判断されるのが良いかと思います。なお、OPD無付保割引、1年間無求償割引、団体割引、免責額を設けると割引されるなどのオプションもあります。www.pacificcrosshealth.com 情報共有まで。今後ともよろしくお願いします。
YFさん、こんにちは。
貴重な情報をありがとうございます。Pacific Cross Health Insurance 社の保険を拝見しましたところ、内容も充実しており、各種割引もあり、良さそうな保険ですね。
本文に Pacific 社の保険についても記載しておきました。お礼申し上げます。
たいへん参考になりました。ありがとうございます。
>注意すべき点は、加入後30日間は保険が使えないということです。なぜそうなっているは、僕にもよくわかりません。
駆け込み加入を避けるためのようです。
有益な情報をありがとうございます。
Allianz Ayudhya社では主に生命保険を扱っており、
医療保険はグループ会社のAllianz General Insurance社で取り扱っています。
タイ語 https://www.allianz.co.th/th_TH/personal-insurance/health-cancer.html#ประกันสุขภาพ
英語 https://gi.azay.co.th/en/products/individual_product/product-cancer-insurance/
こちらのホームページも補償内容の記載は無く、見積もりを待つしかなさそうです。
ポーサムさん
ご教示ありがとうございます。会社名を間違えていまして、失礼いたしました。
コメントを参考に、本文を修正しました。
こんにちは。いつもお世話になります。
保険は複数のクレジットカードの付帯を利用しているのですが、
コロナの影響で次回の帰国が危ぶまれています。(5月下旬)
そこで、保険の加入も検討しなければならなくたった状態です。
記事で紹介されています保険に関してもし、知っておりしたらご教示お願いします。
パーソナルケア:職業タイプの選択、パシフィッククロス:職業タイプの入力
とそれぞれ職業が必要となっておりますが、無職では加入は不可なのでしょうか?
ただ紹介してくれている方にする質問ではないと思いますが、もしご存じでしたら、
ご教示お願い致します。
また、共済の方にはリタイアメントビザ用の保険がありましたが、やはりちょっと
高めなもので・・・
よろしくお願いします。
Hamaさん、こんにちは。
ここでいう職業は、危険な職業では保険金を高くするために選択させているだけですので、無職でも問題ないと思いますよ。記入するなら「Retired」などと書いて、申し込んでみてはいかがでしょうか。
こんばんは、回答ありがとうございます。
5月帰れないようであれば、試してみます。
ありがとございました。
失礼いたします。リタイアメントビザの取得や更新にあたり、医療保険の加入が義務付けられたと伺いました。外来で4万バーツ、入院で40万バーツの給付が最低条件となるようです。イミグレーションのサイトにはいろいろな保険会社が紹介されていますが、お勧めの保険会社はございますでしょうか。
https://longstay.tgia.org/home/companiesoa
すみません、これについてはよく知りません。どこも大手ですし、問題なさそうに思えます。
ただ、これは日本でビザを取得する場合ですよね。もし僕なら、観光ビザ等で入国して、Oビザに切り替えると思います。それなら保険もここまで高いのは不要ですので。
この記事を参考にaetnaのサファイヤプランに加入しました。
年間で1万Bもしないなんて、信じられない!と思いました。
実際、つい最近バンコク病院に入院し、5万Bもの請求が保険だけでカバーできてしまいました。
しかしあまりにお得すぎて、次回の入院ではもう使えない、または幾ら分も使えないなんてことはありませんか?一年間有効なんですよね?
aetna保険に聞けば良い話ですが、ついnishizawaさんに甘えて質問させて頂いていますm(_ _)m
aniさん、お役に立てたようで良かったです。
詳しくは保険の内容を見てみないといけませんが、普通は入院あたりの限度額がいくら、と決まっていますので、次回の入院でも使えます。途中で契約解除ということもないはずです。
ただ、あまりに使いすぎると、更新を断られる場合もあるようです。ただしこれは悪用が疑われるような場合ですので、普通は問題ないでしょう。
nishizawaさん、返信ありがとうございます。
もちろん悪用ではないですし、悪戯に病院に行く訳でもありませんから、仰るように問題にはならないと思いました。
また参考になる情報がありましたらこちらに載せていこうかと思います。
ありがとうございました。
Pacific Crossは加入して5年目ですが毎回請求に関してもめます。以前は「今までの記録から今回もこうに違いないからMedical Certに書いてなくても支払い拒否」ある時は「Medical Certに書いてあるから拒否」とそのたびに対応が違い、さすがにそれはおかしいと文句を言って、病院からも診断内容の説明をもらって交渉しました。正直ストレスでしかないです。来年はどうしようか迷ってます。
別に、Allianzに加入しましたが、最初の2年は手術が絡むと既往症ではないのかということで一旦自腹で支払い、調査後問題なければ90日以内に払い戻されるとのことです。
まあ保険会社も無駄なお金を払いたくないのでしょうが交渉で余計に病気が悪化しそうです(苦笑)