2015年から毎年末に行われているショッピング減税。
15,000バーツまでを所得から控除できるという政策で、家電・携帯・生活用品といったほとんどの商品を 2~3割引で買える、超ハッピ~~な政策だったんですが、今年は少し様子が違います。
なんと、対象となる製品が
- タイで製造された自動車タイヤ
- 本
- OTOP製品
に限定されてしまったのです。これ以外の商品は減税の対象外です。タイヤと本とOTOP製品、、、こりゃ全然使えませんね。
購入期間は2018年12月15日~2019年1月15日まで。この時期に上の商品を購入して、領収書を取っておけば、税金が少し安くなります。
12月4日までに正式な発表がされる予定ですが、大筋ではこの内容で決まりでしょう。
こちらのカオソット紙の記事によると、財務大臣は「今回準備している措置はいままでとは違う。経済は成長を続けており、いままでのような悪い状態ではない。今回の措置は、本当に支援が必要な商品を奨励するためのものだ」と語っています。
来年2月の選挙に向けて、ショッピング減税で得をする中流~富裕層に還元するよりも、他の層に還元したほうが票が集まると判断したのかもしれませんね。いずれにせよ、今年はショッピング減税を活用するのは難しそうです。