今日は旧暦12月の満月で、タイはローイクラトンという、灯篭流しのお祭りです。去年と同じく、近所のランシット運河に行って写真を撮ってきました。
お祭りの屋台で灯籠を売っていて、いろいろな種類があるのが見どころです。最近は灯籠のゴミ処理や、環境への影響が語られるようになって、一時期流行った発泡スチロール製の灯籠は禁止になりました。
下の写真は伝統的な灯籠。トウモロコシの皮を着色して折っています。
下の写真もトウモロコシの皮。きれいな白鳥に仕立てています。
下の写真はふ菓子でできてます。ただ、ふ菓子も水に溶けて、生態系に影響を与えるという説もあり。
下の写真は外れた宝くじでできているようです。今年のハズレくじは水に流して、来年こそは当たりくじをってことでしょうか 笑
環境に優しい、氷でできた灯籠も登場したそうです。
願いと金を込めて流したクラトーンは大量のゴミと化し毎年問題となってるが、環境に優しいクールなアイスクラトーンでゴミ削減https://t.co/W12qmPObSu pic.twitter.com/BFNPBLUnbK
— ザビエル古太郎 (@XavierKotaro) November 22, 2018
流す前に、ろうそくを灯してお祈りします。
こちらはカップル。タイではカップルにとっていちばん大事な日です。バレンタインデーよりも大事です。
その下流では近所の子供達が、流れた灯籠をキャッチしようと待ち構えています。
泳いで灯籠を取りに行く子供。灯籠に乗っているお賽銭の回収目的でしょうか。灯籠を回収して再販するという説もあります。
ローイクラトン祭りはタイの全土で行われます。
こちらはBTSプロンポン駅近く、ベンジャシリ公園の様子。ここは日本人が多いです。
BTSプロンポン駅下 19:00
ベンジャシリ公園へ行くのにあの人混み、、ウヘェ( ゚д゚)
ってなりますわな。
毎年こんなんですけど、入口の出店のせいでこうなってるだけです。
中に入っちゃえば、もうちょいマシです。 pic.twitter.com/jb10NekCI3— はるぴん_BKK (@Harup223) November 22, 2018
下記はバンコク都内、ラマ8世橋付近の様子。
บรรยากาศงานลอยกระทง บริเวณสะพานพระราม 8 คึกคัก ประชาชนร่วมงานเป็นจำนวนมาก #ลอยกระทง2561 #LoyKrathong #ThaiPBS pic.twitter.com/TPHUynpap3
— ThaiPBS (@ThaiPBS) November 22, 2018
チェンマイではコムローイ(ランタン)を夜空にあげるのが有名です。満月の夜空を飛ぶコムローイが星のようです。
やっぱ何回見ても最高。 pic.twitter.com/D0ILJgp6yS
— Naoya Akashi@バンコク (@naoya_bkk) November 22, 2018
ラプンツェルの舞台となったタイのコムローイ祭り✨ pic.twitter.com/1C0XmVdQk6
— ディズニーニュース (@orange_disney1) November 12, 2018
そして祭りのあとは、、、
見よ!灯籠がゴミのようだ! こちらはチャオプラヤー川。
11.20 น. กทม. ระดมเจ้าหน้าที่จัดเก็บกระทงในแม่น้ำเจ้าพระยา นำไปกำจัดอย่างถูกวิธี
ภาพ : เอกลักษณ์ ไม่น้อย#thairathonlinephoto #ไทยรัฐ #ลอยกระทง pic.twitter.com/ljg2ExFLXj
— Thairath_News (@Thairath_News) November 22, 2018
下記のツイートによると、作業員は徹夜で回収・分別をしているとのことです。やはりゴミを減らさないといけませんね。
ขยะกระทงมหาศาลที่เจ้าหน้าที่เก็บกันตลอดทั้งคืนจนสว่าง เพื่อไม่ให้กีดขวางทางระบายน้ำ ทำน้ำเน่าเสีย เจ้าหน้าที่เก็บและคัดแยก ก่อนส่งไปกำจัดอย่างถูกวิธีต่อไป #JS100 pic.twitter.com/H61NSX3BY7
— JS100 (@js100radio) November 23, 2018
ゴミを減らすため、「灯籠は家族で1個」というキャンペーンもやっています。ひとり1個だとゴミが増えるだけですからね。
また、オンライン版ローイクラトンもあります。これならゴミは出ませんが、電話番号を入力する欄があるので、あとでゴミSMSが来る可能性があります。
こうしてみると、タイ人のゴミや環境に対する意識が急激に変わっているのを感じます。来年はどうなるか、楽しみですね。
ではまた来年!