明けましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願い致します。
僕はと言えば、例年通りラオス・ルアンパバーンで年越しを迎えました。
往路はいつものエアアジア、バンコク・ドンムアン発ラオス・ルアンパバーン行き FD1030便です。
ドンムアン空港発のエアアジア便は、荷物の重量をチェックしているのを見たことがありません。ちょっと多めに持ち込んでも大丈夫です。
これがドンムアン空港発のライオンエアーになると、抜き打ちで荷物の重量を計り、制限の7kgを超えている人にはその場で追加料金を請求しますので要注意です。
飛行機の窓から写真を撮りたいので、最近はお金を出して座席を指定することが多いです。この便では機体後方の左側、30Aにしました。あまり前だと翼が邪魔になるので、座席は機体の前方か後方がいいんですが、後方の方がちょっと安いですね。
ルアンパバーン空港に着陸する直前に、メコン川に架かる中国ラオス高速鉄道の橋が見えました。
橋はほぼ完成しており、奥にはトンネルも見えます。この分だと、2021年の開業予定に間に合いそうですね。
高速鉄道が完成すると中国人が押し寄せてくる…と言う人もいますが、ルアンパバーンには中国人はあまりこないと僕は思っています。中国人が求める観光地とはちょっと違うんですよね。来るとしたら、割と裕福な人が個人旅行で来るくらいでしょう。団体旅行はバンビエンに行くと思います。
さて、年末ということで、ルアンパバーンの市街は新年の電飾で彩られていました。
とは言え、ラオ正月は4月のソンクラーンですから、これはあくまで観光客向けです。ラオスの官公庁や学校も、休みは1月1日の1日だけだったりします。
上の写真はインデイゴ・カフェ。
上の写真は L’Etranger Books & Tea です。
このお店の隣にあったラオラオガーデンでは、毎年年末になるとビールケースで大きな数字の電飾を作っていたのですが、オーナーが亡くなり、店も無くなってしまいました。残念。
正月のルアンパバーンは、昼間は日差しも強くて暖かですが、朝夕は冷え込みます。とはいえ徒歩で移動するだけなら、シャツ1枚でも大丈夫です。
↑シーサワンウォン通りに咲くブーゲンビリア。
↑ナイトマーケットで売られている紙細工。ちなみにナイトマーケットの家賃は10,000キープ/日程度で、場所の売り買いも行われているそうです。
ルアンパバーンではエコツーリズムも行われており、環境意識が高めのお客さんが多いこともあって、環境に配慮した取り組みをよく見かけます。
↑冷たい飲み物を頼むと、竹のストローで出てくることが多くなりました。この竹ストローは、ナイトマーケットでも売られていますので、お土産にもちょうど良いですよ。
他にも、レストランでは持ち帰り用バッグが紙製だったり、ホテルでは水がペットボトルではなくガラス瓶だったり。プラスチックゼロを掲げているホテルもありました。
タイでは2020年の元旦からスーパー・コンビニ等でのポリ袋を廃止しましたが、ラオスではまだやっていないようです。
↑毎年見かける、空港近くにいるみかん販売車。みかんの産地から来て、全部売るまでここで寝泊まりし、売り切ったらまた産地へと帰って行きます。1kg で 5,000~9,000キープ程度。
↑ルアンパバーン空港の旧ターミナル。2013年に新ターミナルが開業するまではこちらが使われていました。去年まではなかった柵で囲われていました。改修…はなさそうですので、取り壊すのでしょうか。ちょっと勿体ないですね。
↑有名カフェのジョマも、カーン川沿いからシーサワンウォン通りに移転しました。旧店舗は民家風で味があり良かったのですが、場所が悪かったのかもしれませんね。
最近はサフロンというカフェも人気があるようです。お会いした複数の日本人からその名前を聞きました。
↑ジョマの前で歩道のレンガを剥がしていました。街灯を設置するようです。
↑今年は、土地や建物の売ります・貸しますの看板が多くなった気がします。ルアンパバーンは人口5万人程度の小さな街で、観光収入に依存しています。2018年のラオス南部でのダム決壊事故から、ラオスに来る観光客は減ったと聞きますし、いまは景気が少し悪いのかもしれませんね。
ルアンパバーンの市街を歩いていても、ハイシーズンで最も賑わうはずのこの時期でも、観光客はあまり多くないように感じました。
↑最後に、朝食に食べたお粥です。去年と同じく、屋台のおばちゃんは寒いのに半袖で働いていて、ゴールデン・マウンテンのコップ(調味料のおまけ)もあり、変わらないなーと思いました。
この記事では、あとから読み返したときに、2020年のルアンパバーンはこんな感じだったなーと思い出せるように、変化しているところに注目して書いてみました。
5年後、10年後のルアンパバーンがどうなっているか、楽しみでもあり、心配でもあります。