タイ気象局は、2月21日(木)からタイが暑季入りすることを宣言しました。
暑季入りは、2017年が3月6日、2018年が3月3日(当ブログの昨年の記事)だったことを振り返ると、今年は約2週間早い暑季入りです。「今年の乾季は暑かった」「全然涼しくなかった」という、在タイ日本人10万人の感想を裏付ける暑季入りと言えましょう。
これから4月のソンクラーン(今年は4月12~16日)にかけて、タイは一年で最も暑くなりますので、タイで過ごす方、タイを訪れる方は、熱中症にならないよう、帽子や日傘などの暑さ対策、小マメな水分補給を心がけるようにしてください。
また、タイ気象局は、上の画像で以下の注意を呼びかけています。
- 2019年の暑季は2018年よりも約1~2度暑くなる
- しかしメーホンソーン県の最高気温 44.6度を更新するほどではない
- バンコク:最高気温 39度、ときどき雷
- タイ北部:最高気温 40度、雷、突風、雹(ひょう)に注意
- タイ南部:最高気温 38~39度、ときどき雨、タイ湾とアンダマン海で波の高さ1m。4月末は雨が増え、場所によっては大雨、アンダマン海で波の高さ2-3m、サイクロンが発生する可能性あり
- 最も暑くなる7県:メーホンソーン県、ラムパーン県、ウッタラディット県、スコータイ県、ターク県、ナコンサワン県、カンチャナブリ県は最高気温 42~43度
暑季は5月に終わり、雨季に入ると予想されます。
ちなみに、タイの季節は大きく3つに分けられます。(南部では多少異なります)
- 暑季、または夏季:3月~5月頃。雨はたまに降る程度。
- 雨季:6月~10月頃。雨がもっとも降るのは8~10月
- 乾季、または寒季:11月~2月頃。雨はほとんど降らず、特に北部では気温が下がる。絶好の行楽期。
乾季が一番すごしやすいので、暑気に入ると残念な気がしますね。