タイ在住者なら誰でも知っている超有名な両替所、スーパーリッチ。
- 両替レートが良い
- 日本円→タイバーツの両替だけでなく、タイバーツ→日本円の両替もできる
といった点が支持され、タニヤスピリットなどの両替所と並び、多くの人々に愛用されています。
最近は、海外旅行に行くタイ人が、事前にタイバーツから外貨に両替をする需要が増えているため、バンコク郊外にも店舗を増やしており、現在の店舗数は 12 になっています。
筆者が住んでいるランシットにも、2017年にスーパーリッチの支店ができました。
フューチャーパーク・ランシットにあるスーパーリッチ(両替所)は大行列。
この付近にはタイバーツから外貨への両替所はここしかないので、みんなここに来る。
海外旅行に行くタイ人が本当に増えたんだね。 pic.twitter.com/27cQ3LgJRa— nisizawa (@nisizawa) September 30, 2017
2018年にはさらに1店舗を追加し、エンポリアム店、ラマ9世店、スワンナプーム空港エアポートリンク店の3店舗を改装する予定です。
スーパーリッチの年間取扱額
スーパーリッチの年間取扱額(=両替した総額)は、
- 2016年: 783億バーツ(推定)
- 2017年: 1,120億バーツ
- 2018年: 1,344億バーツ(見込み)
です。とんでもない額ですね。
2017年の取扱額を1日あたりに換算すると、約3億バーツ/日、利用客は 1日あたり2,000人なので、平均取扱額は約15万バーツ/人という計算になります。これは一般客の両替額より大きいと思いますので、一部の客が大量に両替して、平均額を押し上げているのでしょう。
2018年の取扱額は、前年比 +20%の 約1,344億バーツを見込んでいます。世の中はクレジットカードなどやQRコードを使ったキャッシュレス社会に移行しつつありますが、現金の需要はまだまだ衰えないということですね。
スーパーリッチが両替する通貨の割合は
- 米ドル: 25%
- 日本円: 20%
- ユーロ: 10%
利用客の割合は
- タイ人: 60%
- 外国人: 40%
だそうです。
スマホアプリ
スーパーリッチは無料のスマホアプリも提供しています。現在のレート、店舗一覧、店舗の地図などが見れるので便利です。