タイのガソリンスタンド割引を完全比較!最も還元率が高いのはココだ!!

タイにお住まいの方は、仕事や遊びで自動車を使うことが多いと思います。
ガソリンはどこのチェーン店で入れていますか?

実は、タイのガソリンスタンドでは、
1. ポイントカード
2. クレジットカード割引
の2つの割引を上手く利用することで、最高 4.6% の還元を受けられるんです。

タイでは長距離をドライブすることも多いですから、ガソリン代を月に 10,000バーツ以上使う方も珍しくないですよね。月にガソリン代が 10,000バーツなら、4.6% = 460バーツで、年換算では 5,520バーツもお得になります。

ここでは、タイの主要ガソリンスタンド5社と、割引が受けられるクレジットカード、ポイントカードについてまとめました。クレジットカードとポイントカードを上手に利用して、ガソリン代を節約しましょう!

1. PTT

還元率

PTT Blue Card ポイント割引 0.8% + アユタヤ銀行のJCB/VISAカード 3%割引(2017年10月31日まで) = 3.8%

メリット

タイのシェア No.1 で、店舗がどこにでもある。
領収書の発行がコンピューター出力で早い。
コンビニ(セブンイレブン、Jiffy)やコーヒー店(Amazon)が併設されており便利。トイレも綺麗。

デメリット

クレジットカードによる割引が不定期のものばかり。普段はクレジットカード割引がありません。

ポイントカード:PTT Blue Card


外国人でも社会保険番号(13桁)があればウェブサイトから入会できます。

ポイントの利用

500ポイントで100バーツの割引

ポイントの獲得

ガソリン:1リットル毎に1ポイント(還元率 0.8%)
プレミアムディーゼル:2リットル毎に1ポイント(還元率 0.4%)
普通のディーゼル:4リットル毎に1ポイント(還元率 0.2%)

寸評

どこでもあって便利なPTT。だけど常に使えるクレジットカード割引がないため、割引という点ではあまり良くありません。

2. バンチャーク

還元率

Banchak Card ポイント割引 0.8% + アユタヤ銀行のJCB/VISAカード 2%割引 = 2.8%

メリット

領収書の発行がコンピューター出力で早い。
店舗は多く、コンビニ(Big-C Mini)や喫茶店が併設されており便利。トイレも綺麗。
800バーツ毎にお水やお米をくれる。

デメリット

特になし

ポイントカード:Bangchak Card

ポイントの利用

500ポイントで100バーツの割引

ポイントの獲得

ガソリン:1リットル毎に1ポイント(還元率 0.8%)
ディーゼル:4リットル毎に1ポイント(還元率 0.4%)

寸評

現地で働いている日本人なら簡単に作れるアユタヤ銀行のプラチナカード(JCB/VISA)で2%の割引が受けられるのはお得です。

3. SHELL

還元率

Shell ClubSmard ポイント割引 1.6% + Citi Prestige または CITI M カード 3%割引 = 4.6%

メリット

携帯アプリが使いやすく、近所の店舗検索や、ポイント残高の確認ができる。
店舗も多め。

デメリット

領収書の発行が、ほとんどの店は手書きで遅い(一部の店舗はコンピューター出力で早い)。
店舗が古く、トイレが汚いことが多い。併設コンビニなし。

ポイントカード:Shell ClubSmard

ポイントの利用

250ポイントで50バーツの割引

ポイントの獲得

V-power ガソリン:1リットル毎に2ポイント(還元率 1.6%)
ガソリン:1リットル毎に1ポイント(還元率 0.8%)
V-power ディーゼル:2リットル毎に1ポイント(還元率 0.4%)
普通のディーゼル:4リットル毎に1ポイント(還元率 0.2%)

寸評

CITI のクレジットカードを作るハードルが高いですが、カードさえ作れば SHELL は還元率が 4.6% と最高レベルです。

4. ESSO

還元率

ESSO Smiles Card ポイント割引 1.3% + TESCO Lotus プラチナカードで割引(2019年12月31日まで) 3% = 4.3%

メリット

特になし?

デメリット

領収書が手書きで遅い。
店舗が古く、トイレが汚いことが多い。併設コンビニなし。

ポイントカード:ESSO Smiles Card

ポイントの利用

300ポイントで50バーツの割引

ポイントの獲得

プレミアムガソリン:1リットル毎に2ポイント(還元率 約1.3%)
ガソリン:1リットル毎に1ポイント(還元率 約0.7%)
プレミアムディーゼル:2リットル毎に1ポイント(還元率 約0.3%)
普通のディーゼル:4リットル毎に1ポイント(還元率 約0.2%)

寸評

Lotus のブラックカードは審査もそんなに厳しくないので、ここで還元率 4.3%を狙うのはアリです。クレジットカード割引は、一応期限付きになっていますが、おそらく延長されると思います。


5. CALTEX



還元率


The 1 ポイントで 0.3% 還元

メリット


領収書の発行がコンピューター出力で早い。
自前のポイントカードを持たず、セントラル・デパートの The 1 Card のポイントが貯まるという面白い手法を採用している。
クレジットカードなしの還元率はここが最高。

デメリット


クレジットカードによる割引が不定期のものばかり
店舗が少ない

クレジットカード割引


UOBのクレジットカードで不定期に 8-10% 還元のキャンペーンを実施している

The 1 card


ポイントの利用


The 1 の 8 ポイントを使うと、1リットル毎に1バーツの割引

ポイントの獲得


25バーツごとに The 1 の 5ポイントを獲得(還元率 0.3%)

寸評


還元率が低く、利用価値はなさそう。
訂正:最初は還元率の計算を間違えて、2.5% と書いていました。正しくは 0.3% です。お詫びして訂正させていただきます。


補足


以上、5つのガソリンスタンドについて、説明しました。

バンコク銀行の Infinite クレジットカードがあれば、2018年6月30日までバンチャーク、ESSO、CALTEX で 10% 割引が受けられますけど、このカードは年会費 30,000バーツの超エリートカードで、おそらく持てる人はこんな記事読まないと思いますので(笑)、上には書きませんでした。


結論


クレジットカードがなければ、店舗が多いPTTのカードを作って、0.8%還元。

すでにクレジットカードを持っているならば、そのカードに合ったガソリンスタンドを利用しましょう。

これからクレジットカードを作るのなら、
・Citi Prestige または CITI M クレジットカードを作り、Shell で還元率 4.6%
・TESCO Lotus のプラチナカードを作り、ESSOで還元率 4.3%
・アユタヤ銀行のプラチナカード(JCB/VISA)を作り、バンチャークで還元率 2.8%
にしましょう!

タイのクレジットカードについては、こちらの記事で詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。

タイで日本人が入手できるクレジットカードから、おすすすめを厳選して、入会条件・還元率・特典などをまとめました。駐在員の向け、現地採用の向け、駐妻さん向け、年会費の有料・無料などいろいろ紹介しています。

補足:還元率の計算では、全てリットルあたり25バーツ、小数点以下2桁で四捨五入して計算しています。