（引用元：Apple タイ公式）
Apple は2021年1月27日に Apple Watch のOSをアップデートし、「心電図アプリ」と「不規則な心拍の通知」の2つの機能が、日本、タイ、フィリピン、マヨット（マダガスカル島近くにあるフランスの海外県）で利用可能になりました。
これらの機能は、これまでは米国、シンガポールなどの限られた国でしか使えませんでした。この機能を使いたいがために、わざわざ海外で購入する人もいて、僕も少し調べたことがあります。今回、Apple が日本の厚労省、タイFDAといった当局から許可を得たことで、利用できるようになりました。
この「心電図アプリ」と「不規則な心拍の通知」の2つの機能について、また、タイでこの機能を使うならどの Apple Watch を買えばよいのか、簡単に解説したいと思います。
目次
「心電図アプリ」機能とは？
（引用元：Apple タイ公式）
「心電図アプリ」機能とは、Apple Watch Series 4、5、6 で利用できるようになった機能です。
Apple Watch で心電図アプリを立ち上げ、Digital Crownに指先を当てると計測が始まり、30秒後に結果が表示されます。
結果は心房細動、洞調律、低心拍数、高心拍数、判定不能のいずれかに分類され、iPhone のヘルスケアアプリに保存されます。
「不規則な心拍の通知」機能とは？
（引用元：Apple タイ公式）
「不規則な心拍の通知」機能とは、Apple Watch Series 4、5、6、SE で利用できるようになった機能です。
この機能は、ユーザーの心拍リズムをバックグラウンドで計測し、不規則な心拍リズムを検出するとユーザーに通知するというものです。特にアプリを立ち上げる必要はありません。ふつうに Apple Watch を使っているだけで通知してくれます。
これから購入するなら…？
（引用元：Apple タイ公式）
すでに Apple Watch 4 以降をお持ちの方は、iPhone と Apple Watch の OS をアップデートするだけで、これらの機能を使えるようになります。
これから買う人は、Apple Watch 4 以降でしたらどれでもいいんですが、タイの Apple 公式で売っているのは 3、SE、6 だけなんですよね。というわけで、2つの機能を使うために、Apple 公式で買うのなら、Apple Watch 6 一択になります。
タイの Apple 公式での販売価格は以下の通りです。現在のレートだと、日本より1割ほど高い感じですね。
- Apple Watch Series 6 (40mm, GPS, アルミ, 30.5g)：13,400バーツ～
- Apple Watch Series 6 (40mm, GPS + Cellular, ステンレス, 39.7g)：16,900バーツ～
- Apple Watch Series 6 (44mm, GPS, アルミ, 30.5g)：14,400バーツ～
- Apple Watch Series 6 (44mm, GPS + Cellular, ステンレス, 39.7g)：17,900バーツ～
僕はいままで、シャオミ製の Mi Band 4 というスマートバンドを使っていました。これは1回の充電で2週間以上使えるほど電池の持ちが良く、超小型で、かなり気に入っているんですが、心電図アプリを使いたい…！という気持ちには勝てません。長年使ってきたシャオミは止めて、Apple Watch を購入したいと思います。シャオミ、ごめん。
僕が買うのは Apple Watch 6 で、サイズは大きいと邪魔なので 40mm、アルミだと傷が付きやすいというレビューが多いので GPS + Cellular のステンレスモデル、16,900バーツにする予定です → 追記：重さを考えてやっぱりアルミモデルにしました。13,400バーツ。
Apple 公式ページでは、5,000バーツ以上の購入＋クレジットカードの利用により、最大10ヶ月金利0％のキャンペーンをやっていますね。せっかくなので僕も利用しようと思います。
（引用元：Apple タイ公式）
ただ、Apple Watch 7 では血糖値が測定できるようになるという噂もあって、それも気になるところです。とは言え、待っていると永遠に買えなそうですが…。