ドンムアン空港の航空ショーと、もうすぐ開業するBTSの延伸区間

1月11日(土)がタイのこどもの日で、ドンムアン空港では無料の航空ショーが開催されましたので、僕も子ども心を忘れないおじさんとして参加してきました。

目次

タイ空軍の F-16、グリペン登場!

8時頃に会場に着くと、すでに大勢の人が来ていて、滑走路を撮影する隙間もないほどでした。

タイ空軍が保有する戦闘機・航空機が次々と離陸し、飛行ショーを見せてくれます。

↓ まずは F-16。タイ空軍は現在61機を運用中です。

↓ 飛行中の F-16。滑走路の上を低空飛行し、衝撃波を出してから上昇、ということを繰り返していました。

↓ フェアチャイルド AU-23A。タイ空軍は14機を運用中。1971年初飛行、3人乗りのプロペラ機です。一応ロケット砲を装着していましたが、現代戦では戦えないでしょうから、練習用でしょうか。

↓ T-50TH。韓国製、2人乗りの練習機です。F-16 とよく似ていますが、吸気口が F-16 はコクピットの下側に1つだけあるのに対し、T-50 はコクピットの下側左右に分かれています。

↓ 今回のショーでは T-50 x 1機(左)+F-16 x 2機(中・右)の3機編隊で飛行していました。飛行を終えたあとの挨拶です。

↓ そしてお待ちかねのサーブ 39 グリペンが登場します。写真は展示用の機体。機体はスウェーデンのサーブ社製、エンジンもスウェーデンのボルボ製。写真では下向きになっているカナード(前翼)が特徴です。

↓ 飛行中のグリペン。カナードをつかった超機動で、左右にグルングルンと回転します。すごいを通り越して変態の域に入ってました。

この日は大気汚染がひどく、太陽も出ていなかったため、写真写りはいまいちでした。残念。

同じ会場に行かれたツイッターの知り合いが、グリペンの動画をアップされていましたので、貼らせていただきます。

タイ航空はグリペンだけではなく、同じくサーブ製のサーブ340AEW 早期警戒機を導入しているそうです。

スウェーデンという国は、人口は991万人とあまり多くないにもかかわらず、サーブ、ボルボと製造業・防衛産業が発達しています。

またスウェーデン企業としては他にも、家電メーカーエレクトロラックス、プロ用カメラ・レンズ製造のハッセルブラッド、家具のイケア、ファッションの H&M などがあります。また、ノーベル賞のノーベルが生まれた国でもあります。

タイとスウェーデンの関係を見ると、スウェーデンの在外公館はバンコク、プーケット、パタヤ、チェンマイ、フアヒンにありますし、タイを訪れるスウェーデン人は年間35万人以上、在タイ・スウェーデン人は約1万7千人。スウェーデンの人口に対してこの数字はかなり大きいですね。

そういえば、僕の知人のタイ人の姉は、スウェーデン人と結婚してました。

航空ショーに適した撮影機材とは?

この箇所は、カメラに興味がない方は飛ばしてくださっても構いません。

航空ショーには、航空ファンと思しき方が来ていました。日本、台湾、欧米系の方も見かけました。どうやら皆さん、この航空ショーのためにわざわざ外国から来ているようです。カメラ・レンズも気合の入ったものを持っていました。

持っているカメラのメーカーは、キャノンとニコンが半々、わずかにソニーという感じです。レンズは 100-400mm くらいの望遠ズームを付けている人が多かったです。

僕は SONY α6400 (APS-C) + 18-135mm のレンズを使用しているので、実質は 135mm x 1.5 = 200mm 相当です。撮った写真を見ると、やっぱり少し遠いですね。もう少し長いレンズがほしいところです。

グリペン

タイ空軍のグリペン 撮影条件:シャッター優先 F7.1  1/500 135mm ISO100

戦闘機のように速く動くものを撮るのは今回が初めてでした。飛行機の動きに合わせてレンズを動かしながら撮るんですけど、なかなか難しいですね。200mm のレンズでこれですから、400mm のレンズで戦闘機を撮影するのは、もっと難しそうです。

飛行機を撮影する機会もあまりないでしょうから、いまのところは新たにレンズを買うつもりはありませんが、もし買うならこの 70-350mm あたりかなーと思いました。価格.com の最安値で約 87,000円です。

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あと、こういった航空ファンの方が、最前列を占領しているのは大人げないなと思いました。子供のためのイベントですので、最前列は子供に譲るべきでしょう。写真を取りたい人は、脚立を持ってくると良さそうです。

展示されていたタイ王室専用機!

航空ショーの場所周辺には、さまざまな飛行機が展示されていました。

↓ これはタイ王室専用機の A340-500。現役ですので、近づくこともできませんが。

↓ 日本へ飛んだときに、横田基地周辺で撮影された方もいらっしゃるようです。

退役した王室専用機 737-200 は同じ場所にある空軍博物館に飾ってあって、内部を見学することができます。客室前部には壁で区切られた豪華な貴賓室があり、後部は 3-3 の添乗員用エコノミー座席になっていますが、内部は撮影禁止でした。

↓ 他にも第2次世界対戦で活躍した英国のスピットファイアとか、

↓ 朝鮮戦争で活躍した F-86 とか、

いろいろな機体がありまして、おじさんの子供心を十分に満足させてくれました。

もうすぐ開業するBTSの延伸区間 N14~N24

タイ空軍基地の前を通るパホンヨーティン通りでは、BTS スクムビット線の延伸工事が行われていました。現在は、下の路線図の N14~N24 の区間を工事中で、2020年の開業を予定しています。(この地図には乗っていないもっと先の区間、ラムルッカー通りでも工事をしています)

引用元:www.bts.co.th BTS路線図

引用元:www.bts.co.th BTS路線図

N22、タイ空軍博物館駅の様子。

BTS タイ空軍博物館駅

BTS タイ空軍博物館駅の様子 2020年1月に撮影

主要部分の建設工事は終わっていました。空中歩道はまだ通れませんが、ほとんど完成しています。まだ終わっていないのは、駅に登る階段、駅周辺の歩道の舗装といった、細かな部分だけでした。

こちらは N24、コー・ポー・オー交差点駅にあるパーク・アンド・ライドの様子です。

BTS コー・ポー・オー交差点駅にあるパーク・アンド・ライド(駐車場)の様子

BTS コー・ポー・オー交差点駅にあるパーク・アンド・ライド(駐車場)の様子 2020年1月に撮影

ほとんど完成していますね。これができると、僕を含めてバンコク北部にいる人は、ここに車を停めてBTSでバンコク都心に出れますので、とても便利になります。

N24、コー・ポー・オー交差点駅の地図:

ただ、平日の通勤時間帯における BTS のラッシュは年々ひどくなっていますので、延伸すると乗客が増えて、電車に乗り切れなくなるのでは…という心配はあります。

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