ラオス・ルアンパバーンで迎えた2020年正月 その3 モン正月の闘牛・コマ回し

モン正月では、初めて闘牛とコマ回しを見ることができました。写真と動画で紹介したいと思います。

モン正月の闘牛

闘牛は朝8時半から始めると聞いて、8時半ころに会場に着いたんですが、もう始まっていました。闘牛場は木製の柵で囲われていて、大きさは直径60メートルくらいでしょうか。

平坦な場所にあるので、一番前の観客だけは中が見えますけど、後ろの人は前の人が邪魔になってよく見えません。そのため、観客は木に登ったり、少しでも高いところに移動して見ていました。

↓トラックの荷台に登っていたのは頭いいですね。「写真撮らせて!」と言ったらこちらを向いてくれました。

↓こちらは建物の塀?に立つ人たち。なぜ一定間隔を空けるのかは謎。

さて、肝心の闘牛です。

牛は1頭ずつ、計2頭が、闘牛場に連れ出されてきます。このときの牛はかなり落ち着いた様子でゆっくり歩いていて、これから闘うぞ!という雰囲気は全然ありません。素人目には、ちょっと草でも食べようかな、という感じです。

そして2頭が向かい合うと、一瞬で戦闘モードに入り、頭と頭をガツン!とぶつけます。

でも、全頭が闘うわけではありません。最初から走って逃げる敵前逃亡牛や、なかなか闘おうとしない戦意喪失牛もいます。闘ったのは、10組のうち3~4組くらいでしょうか。意外と少ないです。

試合は長いときで10分ほどかかりましたが、勝負がつくのは一瞬です。片方の牛が戦意をなくして、その場から逃げ去ります。負けた牛は、興奮して闘牛場を走り回り、木の柵を破って外に逃亡する牛もいました。

↓ こちらは闘牛の動画。

一方の勝った牛は、元の落ち着いた牛に戻り、普通に立っているだけでした。人間のように、勝ったからと言って興奮するわけではないようです。

勝った牛も負けた牛も、どちらも大きな怪我はしていませんでした。おでこの皮が傷ついて、少し血が出ている程度。すぐ治りそうです。

この闘牛、賭けているのかな?と思って周囲をよく観察していたのですが、牛の飼い主も観客も、まったく賭けている様子はありませんでした。お互いの名誉を賭けている、ということのようです。

モン正月のコマ回し

同じ闘牛会場で、午後にはコマ回しが行われていました。闘牛のときとは違って、近づいて見物できます。

真ん中に白線で輪が描かれています。

僕はルールを知らずに見ていたのですが、どうやらこういうことのようです。

  • 3人チーム対3人チームで戦う
  • 片方のチームが、輪の中でコマを回す
  • もう一方のチームは、遠くからコマを投げ入れて、回っているコマを弾き飛ばす

おじさんたちの躍動感のあるフォームをご覧ください。

2回に1回は相手の駒に当てていました。かなり練習しないと難しそうです。

こまはこんな感じです。木製で、直径は10cmくらい。かなりの重さがありました。

このコマ回し、ラオスでは国体競技になっているそうです。2080年くらいにラオスでオリンピックが開催されたら、公式競技に採用されるかもしれませんね。