先週、タイから日本に一時帰国してきましたので、そのときに実際に使って便利だったものをまとめてみました。
目次
日本でネットが使える AIS の SIM 【SIM2FLY】
日本に帰る前にタイのAISで SIM2FLY を買っておきましょう。
帰りの飛行機の中でスマートフォンの SIM を入れ替えて、日本に着陸してから電源を入れれば、その瞬間から電話とネットが使えます。たいていのスマートフォンでは特別な設定は不要です。
値段は下の図の通り。
4GB 8日間で値段は 399バーツですが、2回目からは同じ SIM にチャージすることで、少し安い299バーツになります。
この SIM はタイ周辺の15ヶ国(韓国、シンガポール、マレーシア、香港、ラオス、インド、台湾、マカオ、フィリピン、カンボジア、ミャンマー、オーストラリア、ネパール、インドネシア、カタール)で利用可能です。使用後も捨てずに取っておいて、また次の旅行で使うといいでしょう。
SIM2FLYは日本のアマゾンでも購入できます。
AISの公式サイト(英語)はこちらです。
基本料無料で日本の携帯番号を入手できる 【SMARTalk】
SMARTalk は、IP電話のアプリです。
このサービスに加入して(要クレジットカード)、スマートフォンアプリ【SMARTalk】をインストールすれば、日本の携帯電話番号が入手できます。
その携帯番号を知人や家族に伝えておけば、世界のどこにいても、日本の携帯番号で電話を受発信できます(ネット接続は必要です)。
料金は下の表の通りです。
基本料は無料ですので、とりあえず作っておいてもお金はかかりません。
私が日本に一時帰国したときに、上の SIM2FLY と SMARTalk の組み合わせで通話してみたところ、音は非常にクリアで、全く問題なく通話ができました。
ただし、110番、119番の緊急通話、3桁番号サービス、0120、0570、0990、0180などの一部の番号には発信できませんので、その点はご注意ください。
このサービスは、一時帰国のときに限らず、普段から使っても便利です。運営元は楽天コミュニケーションズ株式会社です。
スマホアプリ
公式サイト
消費税の支払いは不要! 免税で買い物
海外に居住している日本人が一時帰国するときは、買い物で消費税を払わない「免税」の特典が受けられます。
免税を受ける条件は、
- 外国で働いている人、外国に2年以上住むことを目的に出国した人、外国に2年以上住んでいる人
- 一時帰国の滞在期間が6ヶ月以内であること
- 免税店で5千円以上買い物すること
他にもいくつか条件がありますので、詳しい内容は国土交通省官公庁のウェブサイトから確認してください。
ビックカメラやマツモトキヨシなどでは、免税を受けずに、ふつうの割引を受けた方が安くなる場合もあります。免税を使う場合と使わない場合のどちらが安くなるか、よく確認してから買いましょう。
マツモトキヨシのスマホアプリ
スマホアプリをインストールして入会すると、初回15%オフのクーポンがもらえます(薬、化粧品は15%オフ、食品は5%オフ)。入会してから数日しか使えませんので、買い物の直前に入会するといいでしょう。
海外在住者は消費税の免税を受けることもできますが、消費税8%の免税よりも、15%の割引のほうがお得です。
マツモトキヨシに限らず、いまはいろいろなお店でスマホアプリを使った割引をしていますので、ネットが使えるスマートフォンを用意しておき、必要ならその場でアプリをインストールしましょう。
スマホアプリ
公式サイト
海外発行のJCBカードで空港バスが20%割引
海外発行のJCBカードで支払うと、下記の5空港からのバス乗車券が20%割引になります。
- 北海道・新千歳空港
- 東京・成田国際空港
- 名古屋・中部国際空港 セントレア
- 大阪・関西国際空港
- 福岡・福岡空港
キャンペーン期間は2018年6月30日までです。
タイでは、三菱東京UFJ銀行グループのアユタヤ銀行が、JCBクレジットカードを発行しています。このカードは比較的簡単に作れますので、タイで働いている方は作っておくと良いでしょう。
アユタヤ銀行のJCBクレジットカードは、年会費無料で、空港カードラウンジ(日本28空港、中国28空港、香港、シンガポール、韓国・仁川、ハワイ)も利用できます。
カードの詳細は下記の記事をご覧ください。