
お子さんがタイに留学している。家族がタイに住んでいる。そんな事情で、日本からタイへ定期的にお金を送りたいという方向けの記事です。
結論から言うと、日本の銀行の窓口から海外送金するより、Wise(ワイズ)という送金サービスを使うほうが、たいていの場合は安くて速いです。この記事では、日本在住の方がWiseの口座を作ってタイへ送金するまでの流れと、つまずきやすいポイントをまとめます。
なぜ銀行の海外送金よりWiseなのか
日本の銀行からタイへ海外送金(SWIFT送金)すると、送金手数料のほかに、中継銀行の手数料や為替レートへの上乗せがかかって、着金までに数日かかるのが普通です。合計でいくら引かれたのか分かりにくいのも難点です。
Wiseは、両替の基準になるレートがミッドマーケットレート(銀行間の中値レート)で、そこに手数料が明示されて乗る仕組みです。送金前に「いくら引かれて、相手にいくら届くか」が画面に全部出るので、比較がしやすい。着金もタイの主要銀行宛なら早ければ当日〜翌営業日です。
手数料の実額は金額や支払い方法で変わるので、具体的な比較はこちらの記事にまとめています。

口座の作り方
日本在住の方の登録はオンラインで完結します。
- Wiseのサイトかアプリでメールアドレスを登録
- 住所・氏名など基本情報を入力(登録住所は日本)
- 本人確認(マイナンバーカードなどの本人確認書類をスマホで撮影して提出)
- 審査が通れば送金できるようになる(本人確認には数日かかることがあります)
登録がまだの方は、こちらから登録できます。
※上のリンクは僕の紹介リンクです。ここから登録すると初回送金の手数料割引が受けられて(条件は登録時にWise側で表示されるものが正です)、僕にも紹介料が入ります。
タイへ送金する手順
- 送金額を入力(日本円で「いくら送る」か、バーツで「いくら届けたいか」のどちらでも指定できます)
- 受取人のタイの銀行口座情報を入力(銀行名・口座番号・英語表記の口座名義)
- 日本側から入金(銀行振込など)
- Wiseが両替してタイの口座へ着金
1回あたりの送金上限は受取銀行によって違い、カシコン銀行・バンコック銀行宛は200万バーツ、SCB宛は約150万バーツ、その他の銀行宛は50万バーツです(2026年7月時点のWise日本サイトの公表値)。仕送り用途なら気にする必要のない水準だと思います。
つまずきやすいポイント
- 受取人の口座名義は英語表記で登録されている必要があります。タイの銀行口座には名義がタイ語表記のものがあり、その場合は名義の照合でつまずきます。送る前に、受取人に通帳やアプリで英語名義を確認してもらってください
- 初回は本人確認と初回送金の確認で時間がかかることがあります。学費の納付期限など、日付が決まっている送金は余裕を持って
- 為替レートは常に動きます。まとまった額を送るときは、アプリの見積もり画面で「相手に届く額」を確認してから実行してください
タイに住んでいる人のWiseは事情が別
この記事は「日本に住んでいる人」向けです。タイに住んでいる方のWiseアカウント(タイ住所で登録)は、2026年からタイ中央銀行の監督下に入って、送金上限やカードの仕様に別のルールが適用されるようになりました。タイ在住の方はこちらの記事をどうぞ。

日本住所で登録しているアカウントは、このタイ側の規制変更の影響を受けません。日本→タイの送金はこれまでどおり使えます。
※この記事は2026年7月時点の情報をもとにしています。手数料・送金上限・本人確認の要件は変わることがあるので、実行前にWiseのアプリ・公式サイトで確認してください。


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