バンコクの北側にあるNGO組織ミラー財団では、いらなくなった古本(タイ語)、古着、靴、かばん、コンピューター、家具、家電製品、大人用おむつ、医療機器、白米、保存食、日用品、おもちゃの寄付を求めています。これ以外でも、良好な状態であれば何でも良いそうです。
この記事では、ミラー財団(มูลนิธิกระจกเงา)について簡単に紹介し、寄付の方法を説明しています。
目次
ミラー財団とは
ウィキペディアによると、「ミラー財団は、タイ北部山岳少数民族の国籍、薬物、文化保護、人身取引にかかわる問題に取り組む非政府組織」とのことです。
タイでは失踪者が出ると、失踪者の家族がミラー財団と一緒にニュースに出るので、失踪者を捜索する団体というイメージがあります。
例えば、ミラー財団の協力により、シンハが売っているミネラルウオーターに、失踪者の顔写真を印刷して、手がかりを呼びかけています。
It’s really good seeing these missing children notices on Singha water bottles. Their photos have been modified to how they may look today.
♦️ศูนย์ข้อมูลคนหายเพื่อต่อต้านการค้ามนุษย์ มูลนิธิกระจกเงา https://t.co/z1aQvN0joE #Thailand pic.twitter.com/NWS74ThC8b
— Richard Barrow 🇹🇭 🇬🇧 (@RichardBarrow) August 25, 2019
この他にも、寄贈されたコンピューターを地方の学校に寄付、病気の子供への支援、ホームレス支援、人身売買防止といった活動もしています。
ミラー財団に寄付してみた
2019年8月に、僕の古着(ズボン2本とシャツ14枚)を寄付しに行ってみました。
ミラー財団の事務所は、バンコクの北側、ウィパワディー62の奥にあります。バンコクの中心部からは約20km。バスで来るのは難しいので、タクシーの利用をおすすめします。
地図:
入口から敷地に入ると、右手に民家のような建物があります。ここで寄付を受け付けています。
古着を入れたビニール袋を持ってこの建物に近づくと、受付の職員さんが中から出てきました。「古着を寄付しに来ました」と言うと、職員さんは古着を受け取り、「中で登録してくださいね」とおっしゃいます。入口で靴を脱いでから、中に入りました。
建物の中には、登録用のコンピューターが3台並んでいました。そのうちの1台に座ります。
上の写真が最初の画面です。「以前に寄付したことがありますか?」という質問なので、「No」をクリックすると、詳細を入力する画面に変わります。
デフォルトはタイ語表示ですが、英語表示にも切り替えできます。
名前、住所、電話番号、寄付した物などを入力しました。かかった時間は5分程度でしょうか。いったん登録すれば、次回以降の入力は省略できそうです。
入力を終えると、「寄付の証明書を出しましょうか?」と聞かれたので、お願いしました。もらった証明書がこちらです。寄付のお礼と、活動についての説明が書かれています。
今回は初めてだったので古着だけを寄付しましたが、中古コンピューターの寄付も受け付けているそうです。ミラー財団にはエンジニアがいて、データの消去、OSの再インストールもやってくれるので、何もせずにそのまま寄付しても良いし、心配ならデータを消去してから寄付してくれれば良い、とのことでした。
会社や自宅に、使わなくなった古いPCがありますので、次回は寄付しようと思います。
他にも、古本(タイ語)、古着、靴、かばん、コンピューター、家具、家電製品、大人用おむつ、医療機器、白米、保存食、日用品、おもちゃ、良好な状態であれば何でも寄付を受け付けているそうです。みなさんもぜひ寄付してあげてください。
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