アイコンサイアム内の市場「ソークサイアム」は、タイの市場の雰囲気が味わえるバンコクの新名所

2018年11月に、バンコクの新名所「アイコンサイアム」(ICONSIAM) がオープンしました。

オープン当時は、「バンコクにはデパートがもうたくさんあるし、わざわざチャオプラヤー川を越えてまで行く意味あるのかな?」と疑問に思ったものです。

しかし!です。実際に行ってみると、アイコンサイアムには、バンコクの他のデパートにはない、いろいろな趣向が凝らしてあることがわかります。

そのひとつが、アイコンサイアムのG階にある、タイの昔の市場の雰囲気を再現した「ソークサイアム」(SOOKSIAM)です

水上市場の雰囲気

ソークサイアム 水上市場の雰囲気

「でも、デパートの中にある、観光客向けの偽物の市場でしょ?」と思うかもしれません。実は僕も最初はそう思ったんですが、実際に行ってみると、雰囲気といい、売っている物と値段、売り子といい、かなり本物の市場に近い雰囲気が出ています

むしろ、いままではタクシーに1時間以上乗らないと行けなかった市場が、BTSで気軽に行けるようになったのはすごいと思いました。タイの昔ながらの市場の雰囲気が味わえる新名所として、これから人気が出てくるでしょう。

バンコクに観光に来る方には、ぜひ訪ねてほしい場所です。バンコク在住者にとっては、知人がバンコクに来たときに、案内するのにちょうどいい場所だと思います。

目次

ソークサイアムの雰囲気

ソークサイアムは、デパートの中にタイの市場を再現した場所です。

ドリアン売り

ドリアン売り

さまざまな露天で、タイ雑貨、果物、飲物、食物などをごっちゃに売っています。

タイ風服屋

タイ風服屋

わざと迷路のような配置にしているんでしょうね。タイの市場の雰囲気がよく出ています。

水辺と木造2階建の建物。2階にも上がれます

水辺と木造2階建の建物。2階にも上がれます

天井が高く、木造2階建ての建築物がすっぽりと収まっています。2階には飲食店が多いので、疲れたらお店で何か食べましょう。2階にはマッサージ屋さんもありました。

象さん

象さん

ソークサイアムにはタイの芸術家200人以上が参加しているとのことで、タイに関するさまざまなオブジェも飾られています。

ピーターコーンの鬼たち

ピーターコーンの鬼たち

タイ・ルーイ県で毎年6~7月に行われる奇祭、ピーターコーン祭りの鬼たちです。

SOOKSIAM 地図。SOOKSIAM 公式サイトより引用

SOOKSIAM 地図。SOOKSIAM 公式サイトより引用

地図もありますが、迷うほど広くはないので、適当に歩き回っていれば大丈夫です。

夜8時から音楽噴水ショー!

音楽噴水ショーの風景

音楽噴水ショーの風景

アイコンサイアムのチャオプラヤー川の広場では、毎晩8時から音楽噴水ショーをやっています。

夜8時の噴水ショーに合わせて行くのはいかがでしょう? デパートは屋内とは言え、昼間は混むし、暑いですからね。夜の方が涼しくて空いていますよ。

ソークサイアムへの行き方

ソークサイアムは、アイコンサイアムのG階にあります。

船着き場からアイコンサイアムに入ると、下の写真のようなホールに出ます。

船着き場側からアイコンサイアムに入ったところ

船着き場側からアイコンサイアムに入ったところ

↑入ったら、やや右手奥の方に進みましょう。30mほど進むと、SOOKSIAM の看板が見えてきます。

やや右手奥の方に進んだところ

やや右手奥の方に進んだところ

そのまま前方に進めばソークサイアムに入れます。もちろん入場は無料です。

ソークサイアムの地図

アイコンサイアムへの行き方

1. BTS サパーンタクシン駅から無料ボート

BTS サパーンタクシン駅(Saphan Taksin)の2番出口を降りてすぐの船着場から、無料シャトルボートが10分おきに出ています。運行時間は 8:00~23:30。

船で行くと旅行気分が味わえますので、おすすめです。

2. BTSクルントンブリー駅から無料シャトルバス

BTSクルントンブリー駅(Krung Thon Buri)の1番出口の階段を降りた場所から、無料シャトルバスが15分おきに出ています。運行時間は 8:00~24:00。