
Wat Siphoutthabath at Luangprabang
2019年のお正月に、ラオス・ルアンパバンからバイクで未舗装路を15kmほど行ったところにある、モン族の村に行ってきた。
場所はこのへん。
同行の日本語ガイドさんによると、ルアンパバーンからいちばん近いモン族の村なので、たまにここを案内するそうだ。
(この投稿の写真は、当日に撮影した、近くのモン族の村の様子)
モン族の村。右の男の子はコマで、左の女の子はバナナの花で遊んでいる。
そんなときにガイドさんが知り合ったのが、ここに住んでいる11歳の女の子。6歳、3歳の弟と3人兄弟。
お父さんはすでに亡くなり、お母さんは再婚し、普段は遠くの焼畑に泊まり込んでいるので、月に1-2回しか帰ってこない。
3人だけでかなり小さな家に暮らしている。
モン族の村。子豚が放し飼いになっている。
隣におばさんが住んでいて、いろいろ手伝ってはくれるが、おばさんも6人の子持ちで生活は大変そう。
しかも今年は大雨の影響でコメの収穫量は例年の半分程度。3人はコメが足りず、1日2食しか食べてないそうだ。
ちなみにラオ族はもち米、モン族はうるち米を常食する。このあたりの村では、焼畑農業で収穫したコメを自分たちで食べていて、コメを買うということはしないようだ。
モン族の村にある米蔵。ネズミが滑って登れないように、柱に鉄板を巻いてある。
普段の食事さえ満足にできていないとのこと。気の毒なので、同行の人と割り勘で食べ物を買って、彼らに寄付することにした。
コメを売っている店を探すのに難儀したものの、なんとか見つけてコメ20kgを調達。他に麺、卵、魚の缶詰などを買って提供した。
モン族の村。女性たちが民族衣装を刺繍している。
根本的な解決になってないことは百も承知だが、それでもあげないよりは良いかと思う。
弟たちも服がなく、シャツ1枚だけで寒そうだったので、あとでコートを買って渡してほしいとガイドさんにお願いした。
来年もまた来てみようと思う。
モン族の村。米蔵を改築するため、おじさんが柱を削っていた。ナタとノミがけで作ってる!
もし行ってみたい!と思われる方は、ご連絡いただければこの日本語ガイドさん紹介しますので、お声がけください。