2016年10月13日に前国王ラーマ9世が逝去された。
それから1年後には葬儀が行われれ、昨日で2年を迎えた。月日が経つのがとても早く感じる。
昨日は王宮前広場に国民が集まり、前国王を偲ぶ式典が行われた。その様子を少し紹介したい。
前国王の三回忌の様子
He will always be loved with his legacy lives on forever in our hearts.#13oct2016 #Kingbhumibol #Thailand #ธสถิตในดวงใจไทยนิรันดร์ #ฉันเกิดในรัชกาลที่๙ pic.twitter.com/EtE0ADBYEw
— อะฮ้าาาา (@Nanem_nr) October 13, 2018
ドラえもんはさておき、亡くなって2年が過ぎても悲しむ姿に心を動かされる。
前国王はいまなお多くの国民に慕われている。
前国王ラーマ9世と映画館の思い出
さて、ご存知の通り、タイの映画館では、映画の本編を上映する前に、かならず「国王賛歌」が流れ、全員が起立しなければならない。過去には、起立せずに処罰された人もいたと記憶している。
僕は映画をよく観に行ってたので、この「国王賛歌」のフィルムは100回以上観ていると思う。映画館ごとに独自のフィルムを流しており、そのなかでもいろいろなバージョンがあった。僕は、前国王のお姿や活動を、映画館の上映前に流れる「国王賛歌」のフィルムで知ることが多かった。
現在は、各映画館ともラーマ10世のフィルムに入れ替えており、ラーマ9世のフィルムは流していない。ふと懐かしくなって Youtube で探してみたところ、過去の「国王賛歌」の動画が見つかった。前国王を偲びつつ、記録に残す意味も含めて、ここにまとめておきたい。
House RCA の国王賛歌
独立系ミニシアター House RCA の国王賛歌。個人的にはこのフィルムがベストだった。過去のタイ映画の登場人物たちが国王賛歌を紡いでいく。クワンとリアム、田舎の教師など、タイ映画ファンには懐かしい作品ばかり。
SF Cinema City の国王賛歌
タイ人の女性歌手が歌っている。この歌手の歌声は心に残る。写真も3Dっぽく上手に工夫してある。
Major Cineplex の国王賛歌
Major のフィルムはあまり好きではなかったが、最も多い回数を聞いているので、記憶の奥底まで刷り込まれました 笑