【バンコク地名探訪】「ナナ」の地名の由来と、過去の写真まとめ

バンコクの中心部に、「ナナ」という場所があります。「Next Station NaNa」というBTSのアナウンスで聞き覚えのある人も多いでしょう。

「ナナ」とは、スクムビット通りソイ4の名前です。このソイの名前に付随して、スクンビット通りとソイ4の交差点は「ナナ交差点」に、BTSの駅名は「ナナ駅」になっています。

この「ナナ」という地名は、レック・ナナという政治家の苗字に由来しています

(レック・ナナ氏 1925-2010)

レック・ナナ氏は、1925年生まれ。民主党の設立に参加、下院議員に複数回当選し、外務大臣、科学技術大臣を務めた政治家です。

まだバンコクがいまほど発展しておらず、地価がそれほど高くなかった当時、ナナ氏はバンコクに多くの土地を持っていたため、「バンコクの土地王」と呼ばれていました。彼がスクンビット通り沿いに所有していた土地が、彼の苗字にちなんで、ソイ・ナナと名付けられました。

タイ語の「ナナ」には、「多様な、多角的な」という意味もありますが、この地名との直接の関係はありません。

出典:ウィキペディア レック・ナナ氏のページ(タイ語)

ソイ・ナナの写真 ~過去から現在まで

1973年のナナ(出典:pantip.com

ソイ4の中から、スクンビット通りの方向を撮った写真です。すでにナナホテルはありますが、開業は何年くらいだったのでしょうね。右側の木が生えている区画が、後のナナプラザでしょうか?

(出典:kapook.com

撮影時期は不明ですが、自動車から推測すると、1970年くらいでしょうか。交番は、現在と同じ場所にありますね。

Nana, Bangkok

2009年のナナプラザ

入り口の看板が古いですね。右側の両替所はバンコク銀行です。左側の店の2階は、テラス式になっていますが、現在は改装されています。

Nana Plaza

2017年のナナプラザ

2017年のナナプラザ。入り口の看板が新しくなっており、両替所も CIMB銀行に変わりました。左側の店の2階は改装済みです。