ラオス長期滞在者向けのタイビザ情報【2017年12月版】

タイは、2017年から入国審査を厳格化しており、陸路でのビザ無し入国は年2回までに制限されています。

ラオスに住んでいる日本人は、医療や買物などのためにタイに陸路で入国することが多いため、皆さんこの規制には困っているそうです。

そういう状況の中、2017年11月30日、在ラオス日本国大使館から「タイの入国規制とビザについて(更新情報)」という題名の電子メールが届きました。

この電子メールによると、ラオスに長期滞在している邦人に対するタイ政府の対応が、すこし改善されたそうです。現在は次のような状況になっています。

  • 企業駐在員等で、ラオスの長期滞在査証・滞在許可証(1年有効)を取得している方:
    タイのビジネス・マルチビザを申請可(タイの取引先からの招へい理由書等が必要)
  • ラオスにビザ無しで入国している、ラオス人の配偶者や子:
    いままではタイの観光シングルビザしか申請できなかったが、現在は観光シングルビザは回数制限無しに申請可、観光マルチビザも申請可になった
  • ラオスにビザ無しで入国して、15日ごとにタイへの出入国を繰り返している方:
    ビザ無しでのタイ陸路入国は年2回まで。それ以上は観光シングルビザの申請が必要。申請回数は年2~4回まで。タイでの滞在期間が毎回長いと不受理もあり

タイのビザの種類:

  • 観光シングルビザ:
    有効期間3ヶ月、手数料1,000バーツ、滞在期間は60日まで、タイに1回だけ入国可
  • 観光マルチビザ
    有効期間6ヶ月、手数料5,000バーツ、滞在期間は60日/回まで、タイに何回でも入国可
  • ビジネス・マルチビザ:
    有効期間1年、手数料5,000バーツ、滞在期間は90日/回まで、タイに何回でも入国可

今回の変更点は、ラオス人の配偶者や子が、観光マルチビザを申請可になったという点です。しかし半年で5,000バーツというのは高いでしょう。毎日タイに行く人ならともかく、普通の人にとってはあまり便利になったとはいえません。

引用したメールの文中にありますが、日本政府はタイ政府に状況の改善を求め続けており、具体的な事例があれば consular@vt.mofa.go.jp までメールで教えてほしいとのことですので、お困りの方はどんどん送ってあげてください。

以下、在ラオス日本国大使館からの電子メールです。

(ここから引用)


タイの入国規制とビザについて(更新情報)

在ラオス日本国大使館

○本年1月から、陸路・無査証でのタイ入国が暦年2回までに制限されています。
○当地タイ大使館は現在、ラオスの滞在許可証なくラオスに住むラオス人の配偶者や子からも、タイへ入国するための数次(マルチ)査証の申請を受付けているとのことです。
○また同大使館によると、ラオスで登記されている会社に勤務してタイへ出張する方は、有効期間1年の数次ビジネス査証を申請できるとのことです。

本年1月より、タイ政府は、日本の一般旅券所持者を含む大多数の外国人旅行者に対し、陸路・無査証でのタイ入国を暦年2回までに制限するという規制を実施しています。

日本大使館では、本年1月25日に、ラオスに長期滞在している皆様に配慮した運用内容を、当地タイ大使館領事部に確認して皆様にご案内しました。
今般、タイ大使館領事部より、一部の運用が改善されていることや、申請する際のアドバイス等の情報を入手しましたので以下のとおりお知らせします。

なお、個別具体的な申請時の提出書類等については、直接タイ大使館領事部までご確認ください。(021-453916(ビザ専用、13:30-16:30のみ)又は021-415337(領事一般))

1.(本年1月時点では、ラオスの長期滞在査証・滞在許可証を取得できないラオス人の配偶者や子については、タイの一次(シングル)査証しか申請できないとされていましたが、)現在では、人道的配慮から、ラオスに居住しているラオス人の配偶者であれば婚姻証明書、子であれば出生証明書等を提示してラオス人との家族関係を立証することで、タイの数次入国査証を申請することが可能。

2.(企業駐在員等で、ラオスの長期滞在査証・滞在許可証(1年有効)を取得している方は、ラオスの滞在許可証の残存期間に応じて最大6ヶ月間有効なタイの数次入国査証を申請できるが、これに加えて、)タイに出張する必要があるビジネスマンについては、(1)所属企業のラオスにおける登記簿、(2)タイの取引先からの招へい理由書、の提出があれば、「ビジネス数次査証」(有効期間1年、1回の滞在期間3ヶ月、手数料5,000バーツ)を申請することが可能。

3.その他、タイ大使館領事部より、(1)査証申請窓口は月曜と木曜が最も混雑するので、それ以外(火、水、金)に申請すると待ち時間が短くなる、(2)査証は原則として申請の翌業務日に発給されるので、ラオスの長期滞在査証・滞在許可証を取得/更新したらすぐにタイの数次査証を申請するのが効率的、とのアドバイスがありました。

なお、日本政府はこれまで、本件規制によりラオス等のタイ周辺国に在留する邦人の皆様の生活に多大な支障を来していることをタイ政府に伝え、状況の改善を求め続けています。より具体的な説明をするために、皆様が実際に体験された困難やご不便の事例がありましたら、当館領事班へメールにてお知らせください(consular@vt.mofa.go.jp)。お寄せいただいた情報は、個人が明らかにならない一般的な形で、状況の改善に活用させていただきます(なお、タイの査証取得・タイへの入国に関する個別の支援・申入れ等はいたしかねますのでご了承願います。)。


(引用ここまで)

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