【2017年版】タイの個人所得税を節税しよう

早いもので今年も11月。そろそろ年末が近づいて来ました。タイの年末は、個人所得税の節税をするために、保険を買ったりLTFを買ったりする時期でもあります。

タイで働いているみなさんは、節税の準備をされていますか?

タイでは、個人ができる節税の手段がいくつもあります。

面倒くさいから、、、よくわからないから、、、と放っておくと、毎年数万バーツも税金を多く納めることになります。長年に渡り節税し、それを複利で運用した人と、何もせずに放っておいて税金を支払った人では、10年、20年と経ったとき、どれぐらい差がつくでしょうね。

いまからでも遅くありません。もしいままで節税をしていなくても、この記事を読んで、今年から節税を初めてみてはいかがでしょうか?

タイの個人所得控除一覧

タイの個人所得からは、以下の金額を控除できます。

    1. 本人控除 60,000バーツ
    2. 配偶者控除 60,000バーツ 配偶者が無収入であること
    3. 本人または配偶者の両方に収入がある場合は、合算して最大120,000バーツまで控除
    4. 子供控除 一人あたり30,000バーツ 最大3人まで
    5. 60歳以上の父母の扶養控除 本人と配偶者の父母一人あたり30,000バーツ 最大4人まで
    6. 障がい者扶養控除 一人あたり60,000バーツ
    7. 生命保険控除 最大100,000バーツまで 満期10年以上 配偶者が無収入で、年間を通じて結婚してるなら、配偶者保険を最大10,000バーツまで
    8. 両親医療保険控除 一人あたり最大15,000バーツまで
    9. 退職積立基金(プロビデンドファンド)控除 最大500,000バーツまで ただし10,000バーツ超の分は課税所得の15%以内
    10. 退職投資信託(RMF)控除 年金保険控除と合算して最大500,000バーツまで ただし課税所得の15%以内
    11. 年金保険控除 最大200,000バーツまで ただし課税所得の15%以内 契約期間10年以上 受給期間は、開始が55歳以降で、終了が85歳以降であること RMFと合算して最大500,000バーツまで
    12. 公的貯蓄基金控除 RMFと合算して最大500,000バーツまで
    13. 長期投資信託(LTF)控除 最大500,000バーツまで ただし課税所得の15%以内 要保有期間7年以上 →詳細記事はこちら
    14. 住宅利子控除 最大100,000バーツまで
    15. 社会保険控除 実支払額(750バーツ x 12ヶ月 = 9,000バーツ)
    16. 寄付金控除 教育・スポーツ期間への寄付は寄付額の2倍、それ以外への寄付は実支払額 ただし課税所得の10%以内
    17. ショッピング減税控除 11月11日~12月3日に購入した物・サービスの代金 最大15,000バーツまで →詳細記事はこちら

(出典:タイ歳入局)

1~6と15 は申請するだけで控除されますが、7~17 は自分でやらなければ控除されません。

では、どれを優先してやるべきでしょうか? それを次の項で説明します。

おすすめの節税手順

節税をするためにはお金が必要です。いま、いくらを節税のために使えるかによって、できることは変わってきます。

ここでは優先順位をつけて、節税の手順を解説します。あくまで一例ですが、上から順に節税をしみてはいかがでしょう。

所得によりますが、控除額の15~25%を節税できますので、10万バーツを控除すれば、15,000~25,000バーツの節税になります。

17. ショッピング減税 最大15,000バーツ

まずは、つい最近発表されたショッピング減税を最大限利用しましょう。

11月11日~12月3日に物・サービスを購入するときに、領収書をもらっておくだけです。

やり方、対象になるもの、対象にならないものなど、ショッピング減税について知っておくべきことについては、こちらの記事 【2017年度】タイのショッピング減税で所得税還付♪ で解説しています。

7. 生命保険控除 本人分100,000バーツ+配偶者分10,000バーツまで

次に、生命保険を契約しましょう。

これは、無リスクで貯金ができる、貯蓄型の生命保険です。通常は支払期間が5年程度で、満期になれば利子がついた掛金が返ってきます。

銀行などで話を聞くと、満期15~20年の保険を勧められることが多いのですが、所得控除でしたら満期10年以上が条件ですので、最短の満期10年がお得です。担当の方にお願いして、満期10年のプランを作ってもらいましょう。

金額は、10万バーツまでのいくらでも構いません。余裕がなければ1万バーツでも良いでしょう。節税分と利子を合わせると、年利換算で15~25%になりますので、年利数%の貯金よりも絶対にお得です

Twitter の DM でお問い合わせいただければ、私が保険をお願いしている日本人の担当者の方をご紹介します。お気軽にお問い合わせください。

13. 長期投資信託(LTF) 最大500,000バーツまで ただし課税所得の15%以内

まだ予算があれば、LTFを購入するのが良いでしょう。

ただし、株価次第で損するリスクがありますので、それを理解した上で購入してください。

最大50万バーツとなっていますが、ほとんどの方は50万バーツも購入できず、課税所得の15%が上限になるはずです。課税所得100万バーツですと、15万バーツを所得から控除できます。

LTFの買い方、選び方など、LTFで知っておくべきことについては、こちらの記事 【2017年版】LTFを買ってタイで所得税還付 で解説しています。

以上の控除手段を全部やると・・・?

仮に課税所得を100万バーツとすると、所得を275,000バーツ控除して、個人所得税を53,750バーツ節税できることになります。

個人所得税の計算は、こちらのタイ個人所得税計算機 2017年度版が便利です。

毎年少しずつでも、積み重なれば大きな金額になります。もしいままで節税をしていなくても、今年から初めてみてはいかがでしょうか?

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