一眼レフで撮影して、簡単にHDR写真を合成する手順

最近流行りの HDR 写真。

HDR 写真とは、露出を変えて撮影した数枚の画像を合成してできる写真で、明暗の描写があり、色彩が鮮やかなのが特徴です。

例えばこんな写真です。

バンコクのサイアムパラゴンで撮ってきました。絵画的で、印象的な雰囲気の写真になります。

これまで、このような HDR 写真を作るのは大変でした。その手順は、

  1. 露出を変えて撮影
  2. 撮影した画像データを、カメラからパソコンにコピー
  3. パソコンのソフトで HDR 写真を合成

といったもので、手間と時間がかかりましたし、画像処理ソフトの知識も必要でした。

しかし今は、Google Photos が自動的に HDR 写真を合成してくれるようになりましたので、この手間が大幅に省けるようになりました。

いまでは

  1. 露出を変えて撮影
  2. 撮影した画像データを、Google Photos にアップロード
  3. Google Photos が自動的に HDR 写真を合成

という簡単な手順で、HDR 写真を作れるようになりました。撮影してアップロードするだけで、ほとんど何もする必要がありません。グーグルさまさまです。

この記事では、一眼レフで撮影し、簡単にHDR写真を合成する手順を説明しています。この手順でやれば、ほとんど手間をかけずにきれいな HDR 写真ができますので、写真がお好きな方は、ぜひ試してみてください。

ちなみに、カメラや iPhone にも HDR 合成の機能が付いていることがありますが、ここで説明する手順の方が、自然できれいな画像になると思います。

必要なもの

1. オートブラケティング撮影(AEB)ができるカメラ

オートブラケティング撮影とは、露出を変えて3枚の写真を連続撮影することです。一眼レフの中級機以上でしたらこの機能が付いていると思います。僕はニコンの D5500 を使っています。

2. Google Photos が使えるパソコン/スマートフォン

Google Photos が使えれば、パソコンでなくても構いません。スマートフォンやタブレットでも大丈夫です。
・パソコンの場合は、ブラウザで https://photos.google.com/ を開いて
・スマートフォンやタブレットの場合は、Google Photos のアプリをインストールして、
Google Photos を使いましょう。

手順

1. カメラの設定

まず、オートブラケティング撮影の設定をします。僕は 1.0 に設定しました。この設定だと、-1.0、±0、+1.0 の3段階の露出で、3枚を撮影できます

次に、レリーズモードの設定をします。3枚の写真を連続撮影するときは、人物などが動くとうまく合成できませんので、なるべく素早く撮影する必要があります。僕は高速連続撮影に設定しました。シャッターを長押しすると、自動的に連続撮影されます。このへんの設定はカメラによって違いますので、わからなければマニュアルを見て下さい。

カメラの設定は、絞り優先、最低シャッタースピード1/100、ISO自動、JPG形式で保存にしています。絞り優先にしたのは、露出が変わるときに被写界深度が変わるとマズイかな、と思ったからです。

ブログに載せるくらいでしたら、画質はそんなに上げなくても大丈夫です。

また、本当にきれいに撮りたいのなら、三脚を立てて、シャッタースピードを長めにしたほうがいいでしょうね。僕は三脚を持っていくのがめんどくさいのと、最近は三脚禁止の場所が多いので、手持ちで撮影しています

2. 写真を撮影

カメラの設定ができたら、次は露出を変えて3枚の写真を撮影します。

上の設定ですと、シャッターを1度長押しすると、カシャカシャカシャと連続して3枚撮影されます。このとき、手持ちで撮影すると、ミラーの振動でブレやすいです。本当は三脚を使うといいんですが、手持ちの場合はカメラをしっかり持って、可能であればカメラや身体を柵や壁などに押し付けて、ブレないようにしながら撮りましょう。


(露出 -1.0)


(露出 ±0)


(露出 +1.0)

露出の異なる3枚の写真が撮れました。

3. 画像データを Google Photo にアップロード

次に、画像データを Google Photo にアップロードします。

僕はパソコンに「Backup and Sync from Google」というアプリを入れて、画像データをパソコンから Google Photos にアップロードしていますが、やり方は他にもいろいろあります。このアプリを入れなくても大丈夫です。

他には、
・ブラウザで Google Photos を開いてアップロード
・スマートフォンの Google Photos アプリを使ってアップロード
といった方法もあります。お好きな方法でどうぞ。

4. 合成された HDR 写真を保存

画像データをアップロードしてから10分ほど経つと、Google Photos から自動的に HDR 写真が合成されたというお知らせが届きます。お知らせが出たら、画像を保存しましょう。

5. フィルターをいぢる

Google Photos で、保存した HDR 写真を開き、メニューから「編集」をクリックして、必要に応じてフィルターをかけましょう。僕はほとんどの場合「自動」一発だけです。

6. 完成

この手順で作成した HDR 写真です。

この方法を使えば、ほとんど手間をかけずに HDR 写真ができますので、写真がお好きな方は、ぜひ試してみてください。

今回の撮影に使った機材


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